「どの試合も本当に怖い」…アンチェロッティ監督、クラシコへ意気込み「全力を尽くす」
2022年1月12日(水)9時50分 サッカーキング
リーガでは首位を走るレアル・マドリード。対照的に、バルセロナはなかなか調子があがらず6位につけている。アンチェロッティ監督は相手の調子も考慮に入れた上で、“エル・クラシコ”に向けて意気込んでいる。
「サッカーの試合は何が起こるかわからない。勝つことも、負けることも、引き分けることもある」
「バルセロナ戦では引き分けでは済まないし、試合終了時には勝者を決めなければならない」
「今シーズン、我々よりも多くの問題を抱えている強豪が相手であることを意識しながら、できる限りのパフォーマンスを見せなければならないね」
また、スターティングメンバーについて不安材料は右サイドのみだという。スペイン人DFダニエル・カルバハルはケガから復帰したばかりで、スペイン人FWマルコ・アセンシオやブラジル人FWロドリゴの起用など監督の裁量に委ねられている。
「チームは良い状態にあり、(セルビア代表FWルカ・)ヨヴィッチも戻ってきた。少しの不安と大きな願望、そして本当の興奮があるだろう。面白いゲームになるだろうね。バルセロナとの試合はいつもそうだし、こういう試合に関われることを楽しんでいるよ」
また、ライバルであるバルセロナの選手について、「ピケやブスケッツ、ジョルディ・アルバなど常に何かをもたらしてくれるベテラン勢に加え、ガビやニコなど、若い選手も育ってきているチーム」と評価。「彼らは、これから素晴らしい未来が待っていると信じている選手たちだよ」と続けた。
最後に、バルセロナ戦に向け嫌な予感がしていないかと問われると、「いや、どの試合も本当に怖いよ」と本音を吐露。
「選手たちが自分たちが有利だと思ったら心配になるだろう。選手たちはそんなこと思っていない。自分たちが良いパフォーマンスを見せられたらと信じているし、試合に勝つために全力を尽くすつもりだよ」