力士の一瞬の“早業”に「何があった?」「マジシャン」視聴者困惑 安治川親方「いいタイミングだった」
2023年1月13日(金)10時50分 ABEMA TIMES
<大相撲一月場所>◇五日目◇12日◇東京・両国国技館
前頭三枚目・翠富士(伊勢ヶ濱)が前頭六枚目・妙義龍(境川)に鮮やかな内無双を決め、3勝目となる勝ち星を挙げた。一瞬の早業に、解説の安治川親方も「いいタイミングでした」と称賛した。
立ち合いやや右に動いた翠富士。まわしを探って両手を差すも、対する妙義龍が両手で抱え込むように極める展開に。その後、土俵中央でしばらく組み合ったままの状態となるが、そこから一瞬の隙を突いた翠富士が華麗な内無双を決め、3勝目の勝ち星を挙げた。あまりの早業に館内も騒然となった。敗れた妙義龍は4敗目を喫した。
翠富士の内無双を受けて、ABEMAで解説を務めた元関脇・安美錦の安治川親方は「今『捻れ!』と思ったタイミングで捻ってくれましたね。その一瞬の隙を見逃しませんでした。よく我慢しました」と称賛。「左手で抱えられてどうするのかなと見ていたんですけど、上手く頭をつけにいった。足の位置とまわしのバランスが、頭をつけたことによって確認できたので、そこで内無双にいけた」と解説すると、「いいタイミングでした。今日は褒めたいと思います」と翠富士を称えた。
一瞬で内無双を決めた翠富士に、視聴者からも「何があった?」「凄すぎる」「うまーい!!」「鮮やかだな」「おみごと」「切れ味よかった」「マジシャン」と驚きや称賛の声が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)