IMSA:レクサスカスタマーのバッサー・サリバン、デイトナでオリバー・ギャビン起用
2021年1月13日(水)16時12分 AUTOSPORT web

IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTデイトナ(GTD)クラスを戦うバッサー・サリバン・レーシングは、1月27日に開幕するデイトナ24時間レースに向け、オリバー・ギャビンとタンゼント・ベルを同チームが走らせる2台のレクサスRC F GT3の第3ドライバーとして招聘することを明らかにした。
2020年末にプラット・アンド・ミラーが運営するコルベット・レーシングを離脱したギャビン。イギリス出身のベテランは、すでにレギュラードライバーとして起用されることが発表されているジャック・ホークスワース、アーロン・テリッツとともに14号車レクサスをシェアすることになる。
一方、昨シーズンまでチームのレギュラーだったベルは、ザック・ビーチがフルシーズンシートに収まった後、助っ人ドライバーとして12号車レクサスに復帰を果たす予定だ。
なお、チームはデイトナ以外の“ミシュラン・エンデュランスカップ(セブリング、ワトキンスグレン、プチ・ル・マン)”で起用する3人目のドライバーについては現時点で正式発表を行っていない。
「バッサー・サリバンとともにロレックス24・アット・デイトナに参戦できることにとても興奮している」と語るのはコルベットで約20年のキャリアを送ってきたギャビン。
「(初めて)GTDクラスに参加し、別のロレックスを勝ち取ろうとするチャレンジができることを楽しみにしているんだ」
「ジャックとアーロンと一緒に14号車レクサスRC F GT3の素晴らしいドライバーラインアップに加わり、IMSAでの50回目の優勝を目指すつもりだ。スタートが待ちきれない」
「レクサスをドライブするのも本当に楽しみだ。ロレックス24に出場するために僕をチームに参加させてくれたジミー(・バッサー)とサリ(ジェームズ・“サリ”・サリバン)には大変感謝している」
12号車に復帰し、フランキー・モンテカルボとシングルシーターからスポーツカーレースへと転向するビーチのペアに加わるベルは、デイトナへの参戦が今季1度きりのシリーズ参戦となることが予想されている。
45歳のアメリカ人は「昨年の(第2戦)デイトナ・スプリトレースでクラス1位、2位を獲得し、2019年のロレックス24ではチームのデビュー戦で2位になるなど多くの成功を収めてきた」とコメント。
「我たちは皆、その成功を継続し、さらに発展させることを約束している。フランキーとふたたびマシンをともにし、ビーチがスポーツカーに転向する際に協力できることを楽しみにしている」