MotoGP:2021年最初のセパンテストが中止に。マレーシアの非常事態宣言発令が影響
2021年1月13日(水)4時0分 AUTOSPORT web

1月12日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)、IRTA(国際ロードレーシングチーム連盟)、ドルナスポーツは、新型コロナウイルスの蔓延によりマレーシアで非常事態宣言が発令されたことを理由に2月中旬にマレーシアで行われる予定だったMotoGPのセパンテストを中止すると発表した。
2021年のMotoGPシーズンに先立って開催されるプレシーズンテストの暫定スケジュールは11月6日に発表されており、Moto2クラスとMoto3クラスは3月16〜18日にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでヘレステストのみ実施される予定だ。
最高峰のMotoGPクラスはマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで2月14〜16日に行われるシェイクダウンテスト、2月19〜21日のセパンテストが今季初の走行となり、シーズンイン前の最後のテストは開幕戦の2週前の3月10〜12日にロサイル・インターナショナル・サーキットでカタールテストが行われる予定だった。
しかし、このうちマレーシアでMotoGPクラスのライダーが参加する予定だった2月14日からのシェイクダウンテストと19日からのオフィシャルテストがマレーシアのロックダウンの影響により中止されることとなった。
現時点では開幕戦カタールGPの開催地で予定される3月10〜12日からのオフィシャルテストは、計画通りに開催される予定だ。また、テストの追加などの情報は明かされていないが、スケジュールの変更が決定され次第発表される。