浦和が獲得準備と報道のスウェーデン代表テリン、マルメ残留が決定か

2024年1月13日(土)10時30分 FOOTBALL TRIBE

イサーク・キーセ・テリン 写真:Getty Images

 浦和レッズが獲得の準備を進めていると報じられていたスウェーデン1部マルメFFに所属する同国代表FWイサーク・キーセ・テリンの残留が決定的となった。12日、スウェーデン紙『Sportbladet』が同選手のインタビューを掲載する形で報じている。
 浦和では、ギニア人ストライカーのホセ・カンテが2023シーズン限りで現役を引退。ストライカーの獲得が急務とされており、テリンの獲得の準備を進めていると同メディアが6日付けで報じていた。しかし、テリンは12日に掲載されたインタビューで、現状に満足しており来季もクラブに残留する意向を明かしている。


 「僕はマルメに集中している。クラブとの契約はあと2年残っている。我々には楽しいシーズンが待っている。我々は一緒にプレーし、全員がヘンケ監督のアイディアを学んだ1年を過ごした。来年は更に良くなると思う」
 浦和では、同国1部のBKヘッケンの監督(2021-2023)を務めていたペル・マティアス・ヘグモ氏が2024シーズンから指揮を執ることが決定している。それだけに、テリンの獲得に動いていることが報道された直後、ファン・サポーターは期待を寄せていた。しかし、実現は絶望的な状況となった。
 浦和は昨年12月28日、クラブ公式サイトで2024シーズンに向けての補強について「J1リーグで得点王を目指すことのできるストライカーと、年間10得点以上取ることのできる2列目の選手の獲得を目指します」と言及している。


 ここまでにFC東京からMF渡邊凌磨、名古屋グランパスからFW前田直輝をそれぞれ完全移籍で獲得した浦和。また、イタリア1部ローマからノルウェー代表のFWオラ・ソルバッケンを、今年6月30日までの期限付きで獲得したことも発表している。前田らサイドアタッカータイプの選手補強に成功しただけに、ストライカーの獲得がラストピースとされている。今後、どのようなストライカー獲得を実現させるだろうか。

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