C・ロナウド、ラングニック暫定監督へ信頼を示す「彼にはより多くの時間が必要」

　マンチェスター・Uに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがイギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。

　今シーズン、マンチェスター・Uへの復帰を果たしたC・ロナウドは、ここまで公式戦21試合出場14得点を記録。しかし、チームは現在プレミアリーグで首位マンチェスター・Cと勝ち点差22の7位に沈んでいる。

　インタビューに応じた同選手は、ここまでの戦いについて「プレミアリーグでトップ3に入ることより僕たちのメンタリティが劣っているなんて、決して認めない」と語り、「僕たちは今、状況を変えることができる。僕が言えるのは、もっと上手くできるということだ。マンチェスター・Uは重要な存在であり、現状を変えなければならない。6位や7位、5位になるためにここにいたいとは思わない。まだベストなレベルではないが、改善への道のりは長いし、気持ちを切り替えれば大きなことを成し遂げられると信じている」と並々ならぬ信念を口にした。

　また今シーズンのマンチェスター・Uでは、昨年11月にオーレ・グンナー・スールシャール前監督が解任され、ラルフ・ラングニック暫定監督が就任。しかし、その指揮官の下では公式戦7試合で4勝と苦しい試合が続き、現地のサッカー解説者からは批判的な意見も聞かれている。

　それでも、C・ロナウドは「彼は5週間前に就任して以来、多くの変化をもたらしてきた。彼が来てから、いくつかの点では改善されていると思う。しかし、選手のメンタリティやプレーの方法、文化、システムなどを変えるのはそう簡単なことではない。自分の考えを伝えるため彼にはより多くの時間が必要だし、彼は良い仕事をしてくれると信じている」と信頼を示した。

　そして「僕たちは、今年を良いシーズンにできる。新たな監督のアイデアをピッチへ反映させることに時間がかかることは百も承知だし、僕は前を見ている。選手はハードワークして、チームとして団結しなければならない。今がベストな状態ではないことは分かっているが、シーズンの最後には重要なことを成し遂げていると信じているんだ」と、今後の戦いへ意気込みを口にした。