サントス側は謝罪を行うも、手のひら返し…長崎、カリーレ監督との契約現状を再度報告

2024年1月13日(土)21時54分 サッカーキング

 V・ファーレン長崎は13日、現時点でのファビオ・カリーレ監督の契約現状について報告した。

 事の発端は先月、カリーレ監督は長崎と契約を更新したにも関わらず、サントスの新監督就任オファーに個人合意したというもので、サントスから契約手続きに関する正式なオファーは届いていないことを明らかにしていた。

 そして今回の発表によると、長崎はカリーレ監督との2024年シーズンの契約をめぐり、12日にサントスと会議を行ったという。会議の中でサントス側はこの一件に関して長崎に対して謝罪を行ったものの、経済的に苦しい状況であることを理由にカリーレ監督と長崎の契約が有効であることを前提として違約金の減額を要請してきたとのこと。しかし、長崎側は全く非がない以上は減額に応じる理由はないとして違約金の全額支払いを要求。これに対してサントス側は再度検討して正式に書面で返答することを約束したという。

 しかし、日本時間の13日未明になってサントスは公式リリースで、長崎は2024年シーズンのカリーレ監督との契約が未締結であるかのように言及し、カリーレ監督をブラジルサッカー連盟に正式に登録したと発表した。これに対して長崎は、事実に反するのみならず、会議でのサントスの立場とも全く異なるものであり、断じて受け入れられるものではないと主張。長崎は「昨日の会議に関する回答がない中でこのようなリリースが発信されたことは極めて遺憾です。今後に関しましては、クラブとしてしかるべき措置を取ることを検討してまいります」と声明を発表している。

サッカーキング

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