今季は出場機会が限定的も…遠藤航に不満はなし「すべての試合に備えるだけ」
2025年1月13日(月)10時47分 サッカーキング
リヴァプールでプレーしている遠藤 [写真]=Getty Images
現在31歳の遠藤は、湘南ベルマーレや浦和レッズ、シント・トロイデン、シュトゥットガルトを経て、2023年8月にリヴァプールに加入し、昨季は公式戦43試合に出場するなど、主力として活躍した。しかし、昨季終了後にユルゲン・クロップ前監督が退任し、アルネ・スロット監督が就任した今季は出場機会が減少。先発出場はカップ戦での4試合のみで、リーグ戦での先発出場はないものの、クローザー的な役割やセンターバック(CB)での起用が増え始めるなど、ここまで公式戦15試合に出場している。
そんな遠藤はクロップ前監督とスロット監督の違いについて聞かれると、「大きな違いがあるとは思わない。プレッシャーをかけ続けたいと思っているからね」と語りながら、次のように続けた。
「新しい監督はより安定しているので、選手たちが自分の望むポジションにとどまることを好んでいて、そこは違う。しかし、彼の現在のプレーを本当に楽しんでいるし、みんな彼の戦術を楽しんでいると思う」
また、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)では合わせて58分間しかプレーできていない遠藤だが、「フラストレーションだったり、そのようなものは何もない。常にチームを助けるために準備するようにしている。もちろん、すべての試合に出場したいけれど、チームには全員が必要だ。僕にできることはすべての試合に備えることだけだ」と現在の心境を明かした。
なお、先月18日に行われたカラバオ・カップ準々決勝のサウサンプトン戦(○2−1)を皮切りにCBで起用されることも増えている遠藤は「18歳から25歳までディフェンダーとしてプレーしていたので、センターバックでも6番でも構わない」とCBでのプレーに抵抗がないことを強調した。
「自分のポジションについて監督と話し合うことはない。ジョー(・ゴメス)が負傷して、イブ(イブライマ・コナテ)が復帰したばかりなので、それでプレーすることになった。監督も自分の戦術を実行するには僕をディフェンダーとして起用するのが良い選択肢だと考えているので、以前よりもずっと多くの出場機会を得られることを期待しているよ」