稀勢「ここからという気持ち」“土俵際”も人気衰えず 懸賞54本の期待に応える

1月13日(日)7時8分 スポーツニッポン

土俵祭に臨んだ(左から)白鵬、稀勢の里、鶴竜(撮影・郡司 修)

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 大相撲初場所は13日、両国国技館で初日を迎える。12日は15日間の安全を祈願する土俵祭りが行われ、進退が懸かる横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)も参加。横綱在位12場所目で、ここまで9度の休場と不振が続いているが、初日の小結・御嶽海戦にはこの日の時点で54本の懸賞金が懸けられるなど、人気は衰えを知らない。期待に応えるため、稀勢の里は持てる力を出し切ることを誓った。

 初日を翌日に控え、稀勢の里の表情は引き締まっていた。土俵祭りを終えると取材に応じ、進退の懸かる場所に臨む決意を語った。

 「いよいよですね。一日一番に集中していく気持ちでやりたい。ここからという気持ちがあるので、いい年にしていきたい。全力を尽くす」。平成最後の東京場所に向け、気持ちを新たにした。

 昨年九州場所は初日から4連敗(不戦敗を除く)を喫し在位11場所で9度目の休場となった。場所後の横綱審議委員会では、史上初の「激励」の決議を受けた。それでも白鵬鶴竜が全休だったため、今場所は17年夏場所以来、10場所ぶり2度目となる東の正位に就いた。

 前回は初賜杯から2場所連続優勝を飾った後の絶頂期。その後は8場所連続休場など歯がゆい成績続きだが、初日の御嶽海戦には前回より1本多い54本の懸賞が懸けられた(当日決定の森永賞を除く)。人気は健在どころか、より多くの注目が集まっている。土俵祭りを終えて引き揚げる際には、ファンから「頑張って〜」の声援も飛んだ。

 期待に応えるには、初日に手取り162万円の懸賞を得るしかない。ここまで関取相手の稽古は決して多くないが、土俵周りでしっかり体をつくったことで「順調にできた」と感じている。「(15日間は)全部が大事になってくる。しっかり流れをつくっていきたい。やれることをしっかりやって、力を出していく。集中してやっていきたい」。相撲人生の土俵際から、一歩ずつ前進して活路を見いだしていく。

スポーツニッポン

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