アルピーヌF1チーム、エグゼクティブディレクターのブコウスキー離脱を発表。後任はアストンマーティン元代表との噂
2022年1月14日(金)7時14分 AUTOSPORT web

アルピーヌF1チームは、エグゼクティブディレクターを務めたマルチン・ブコウスキーが、チームを離れることを発表した。
1月13日付けでチームは「アルピーヌF1チームと同チームのエグゼクティブディレクター、マルチン・ブコウスキーは、2022年1月13日をもって両者の協力関係を終了するという決定を、本日発表する」という声明を発表した。
「来るシーズンへの準備に全員が集中するため、(CEOである)ローラン・ロッシが一時的に運営を担う」
チームの声明のなかで、ロッシはブコウスキーに対する感謝の言葉を述べ、ブコウスキーはチームの今後の活躍を祈るとコメントしている。
FIAの技術部門責任者を務めたブコウスキーは、アルピーヌF1チームの前身ルノーF1チームと2017年に契約した。
ルノーは、1年前の2021年1月、F1チームのマネージングディレクターを務めたシリル・アビテブールがグループ・ルノーを離れることを発表。ロッシがCEOに就任、ブコウスキーがエグゼクティブディレクター、ダビデ・ブリビオがレーシングディレクターとして、ロッシの直属で職務に当たっていた。
アルピーヌはブコウスキーの後任について現時点では明らかにしていないが、5日にアストンマーティンからの離脱が発表された元代表オットマー・サフナウアーがアルピーヌに移籍するといううわさがある。一方、ブコウスキーがアストンマーティンに加入するのではないかという推測も持ち上がっている。