川崎退団シミッチ告白「日本でもカリーレ監督から…」元鹿島ピトゥカ絶賛も

2024年1月14日(日)8時16分 FOOTBALL TRIBE

ファビオ・カリーレ監督 写真:Getty Images

 2023シーズン限りで契約満了により川崎フロンターレを退団したMFジョアン・シミッチは今月、ブラジル2部降格クラブのサントスへ加入。入団会見で、元鹿島アントラーズ所属選手で今季からチームメイトのMFディエゴ・ピトゥカの素晴らしさ、ファビオ・カリーレ監督との関係性について語った。


 シミッチは2019年2月にセリエA(イタリア1部)アタランタから名古屋グランパスへ完全移籍。名古屋に2年間在籍した後、2021シーズンから川崎でプレーしていた。ただ2023シーズンはリーグ戦20試合でスタメン出場も、9月以降は大半の試合でベンチスタートに。天皇杯優勝を成し遂げた翌日に、2023シーズン限りでの退団が正式決定した。


 一方、ピトゥカは2021年1月にサントスから鹿島へ完全移籍。来日1年目から中盤の主力選手として活躍すると、2023シーズンもリーグ戦31試合の出場で3ゴール1アシストと結果を残した。またサントスが今年7月に同選手の2024シーズン加入を一方的に公式発表したことでも話題に。サントスがクラブ史上初となる2部降格となったものの、ピトゥカの同クラブ加入は年明けに正式決定している。


 Jリーグの舞台で何度もピトゥカと対戦していたシミッチ。ブラジルメディア『terra』によると、本人は今月12日に行われた入団会見で「ピトゥカは素晴らしい選手だよ」と切り出すと、「ここ3年間、彼とは何度も対戦した。僕の所属していた川崎は鹿島のライバルだったわけだけど、彼はクオリティ、インテンシティ、ダイナミズムに溢れたプレーをしていた。ボックス・トゥ・ボックスの選手で、相手のペナルティエリアにも入ってくる。サントスの誰もが彼のことをよく知っているし、今シーズンは大いにチームを助けてくれるだろう」と期待を寄せている。


 また現在長崎と契約問題を抱えているファビオ・カリーレ監督については「日本にいた時もカリーレは僕のことをずっと追いかけていたと言っていた。ディビジョンもクラブも違うから、直接的な関わりはなかったけれど、彼は素晴らしい監督でいいアイディアを持っているから、関係は良好だよ」とコメント。Jリーグ時代に同監督から関心を寄せられていたことを明かしている。

FOOTBALL TRIBE

「監督」をもっと詳しく

「監督」のニュース

「監督」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ