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165キロ大谷に肉薄 ホークス和田の“遅くて速い直球”がスゴイ

フルカウント1月14日(土)8時20分
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140キロでも空振り率は150キロ剛腕抑えてパ規定投球回トップ

 5シーズンぶりに日本球界に復帰し、昨季15勝で最多勝を獲得したソフトバンク・和田毅。12年の左肘のトミー・ジョン手術を乗り越えた左腕は35歳を迎えてなお、衰えを見せることがない。そんなベテランについて興味深いデータがある。

 それは「パ・リーグTV」が集計した「パ・リーグ投手の球種別空振り率」のデータ。規定投球回に到達した投手で、和田はストレートの空振り率が1位にランクしている。総投球数は2600球でストレートは1366球。うち146球が空振りで、空振り率は10.7%にあたる。

 この数字、驚異的と言っていいだろう。和田のストレートといえば、常時140キロ前後で130キロ台を計測することもある。規定投球回に3イニング届かなかった日本最速165キロの日本ハム・大谷は11.2%だから、わずか0.5%しか変わらない。

 さらに、続く西武・菊池(7.7%)、楽天・則本(7.4%)と150キロ超の剛球を操る投手が続くが、3%以上の差をつけている。決して速くない球速で、速球派を上回る空振り率を誇る和田の数値は、ひときわ異彩を放っている。

 なぜ、和田は140キロでも空振りが取れるのか。チェンジアップやカーブなど多彩な変化球で緩急をつけることもあるが、一番は投球フォームだろう。

理想的な投球フォーム、セの若手から教えを求められることも

 テイクバックが小さい上に打者から球の出所が見づらく、球持ちがいい。最大限にホームベース寄りのリリースポイントから放たれる直球はスピンが利いてノビが生まれ、球速表示以上に感じる。結果的に空振りが生まれるというものだ。

 いわば、剛球を持たない投手にとっては、理想的な教科書ともいえる投球フォーム。多くのアマチュア野球の現場でも手本とされているが、それは同じプロ野球選手にとっても一緒のようだ。

 昨年6月の交流戦・DeNA戦。試合で投げ合った相手の石田健大が翌日、和田の元を訪れ、アドバイスを乞うたという。

「自分と同じようにテイクバックが小さくて、ずっと理想にしてきた投球フォームなので、話を聞いてみたかった」と石田。この年、9勝を挙げて侍ジャパン強化試合メンバーに選ばれた次代のサウスポーにとって、リーグを越えて生きる手本となっているように、若手からも目標とされる存在となった。

 和田のストレートは、形容するなら“遅くて速いストレート”。肉体的なパワーに頼らない投球術は、長く選手生命を持続させる上でも重要となるだろう。速球全盛の現代プロ野球で稀有な左腕はオンリーワンの存在として、まだまだ輝き続けていく。

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