リーズ、残留に向けて今冬3人目の補強に動く…ターゲットはモロッコを躍進に導いたMFウナヒ

2023年1月14日(土)19時6分 サッカーキング

モロッコを躍進に導いたウナヒ争奪戦にリーズも参戦? [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 ザルツブルクからオーストリア代表DFマクシミリアン・ウーバーを獲得し、ホッフェンハイムのU−21フランス代表FWジョルジニオ・ルッターの加入も間近に迫るリーズが、さらなる補強に動くようだ。14日、移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身のTwitterで報じている。

 ロマーノ氏によると、次なるターゲットはアンジェのモロッコ代表MFアゼディン・ウナヒとのこと。すでに1回目の話し合いを選手サイドと実施済みで、どのように交渉を進めていくかが近々決まる見通しであると伝えている。

 ただし、争奪戦は簡単にいかず、ナポリはすでに移籍金1500万ユーロ(約21億円)のオファーを提示している。ロマーノ氏は深く言及しなかったものの、この他にも多くのクラブが興味を持っていると報じた。だが、候補の1つに挙がっていたパリ・サンジェルマン(PSG)に関しては、獲得に動いていないとも併せて伝えている。

 現在22歳のウナヒは、2021年夏にアンジェへと加入。加入1シーズン目からリーグ・アンで32試合に出場し、2得点2アシストをマークした。今季もリーグ戦で14試合出場している。また、モロッコ代表では2022年1月10日のアフリカ・ネイションズカップのグループC第1戦・ガーナ代表戦でデビュー。同大会では3試合に出場した。その後も代表に招集され、FIFAワールドカップカタール2022でもメンバー入り。全7試合に出場し、アフリカ勢初となるW杯本大会でのベスト4入りという快挙の中心選手として、一躍移籍市場でも注目される存在となった。

 リーズは現在14位。降格圏内の18位エヴァートンとは勝ち点差「2」と、油断出来ない展開が続く。ウナヒと同じセントラルMFには、元U−21スペイン代表MFマルク・ロカとアメリカ代表MFタイラー・アダムズの2人が君臨しているが、それぞれ18試合、16試合に出場しており、疲労の蓄積も心配されるところ。ウナヒの獲得を成功させ、ロカとアダムズの負担軽減と中盤のグレードアップを、ジェシー・マーシュ監督は目論んでいることだろう。

サッカーキング

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