圧巻の個人技から決勝弾!…躍動した久保建英を現地メディア絶賛「止められない存在」
2025年1月14日(火)8時47分 サッカーキング
ビジャレアル戦で躍動した久保建英 [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第19節が現地時間13日に行われ、レアル・ソシエダは本拠地『レアレ・アレーナ』でビジャレアルと対戦した。右のアタッカーとして先発出場した久保は51分、後方からのアバウトなロングボールに抜け出しボックス内へ侵入。DFの股を抜く絶妙なタッチでボールを左足に持ち替え、最後は冷静にゴールへ流し込んだ。これが決勝点となり、レアル・ソシエダはリーグ戦3試合ぶりの白星を飾っている。
リーグ戦4ゴール目をマークし、勝利に大きく貢献した久保は、得点シーン以外にも躍動感あふれるプレーを披露。82分にピッチを後にするまでチームを牽引し続け、試合後にはラ・リーガ選出のマッチMVPに輝いた。データサイト『Sofascore』によると、この試合では36本中32本のパス、7回中5回のドリブルを成功させ、キーパス4本を記録するなど圧巻のスタッツを残していたという。
スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は久保が挙げた決勝点について「漫画の主人公のようなサッカー選手、久保がビジャレアル戦で流星のように華麗な個人技から鮮烈なゴールを決めた。驚異的なスピードでダニ・パレホから逃げ切った久保は、エリア内でキコ・フェメニアの股を見事に抜き、素晴らしいシュートを決めた」と報道。また、スペイン紙『アス』はビジャレアル戦でのパフォーマンスを次のように称賛している。
「久保がインスピレーションを得たら、止められない存在になる。彼の素晴らしいプレーとゴール。レアル・ソシエダがイエロー・サブマリン(ビジャレアル)に勝利したことは、もはやそれだけで説明できる。なぜなら、それが試合の均衡を崩し、勝利を決定付けたからだ。それ以外の選手たちは、多くの場合でこの日本人が見せたレベルには及ばなかった。そして久保がそのレベルに達していれば、レアル・ソシエダはヨーロッパを夢見ることができる。このゴールにより、アノエタ(レアレ・アレーナ)でマルセリーノ(ビジャレアル監督)を打ち負かすことに成功したが、それは久保でなければ不可能に思えた」
【ゴール動画】久保建英が圧巻の個人技から決勝点!