39年ぶりの降格危機に瀕するバレンシア、今冬2人目の新戦力として元U21英代表の右SBをレンタル獲得!
2025年1月14日(火)12時30分 サッカーキング
バレンシアは14日、右SBアーロンズを買取OP付きレンタルで獲得 [写真]=Getty Images
U−21イングランド代表の“常連組”だったアーロンズは、2000年1月4日生まれの現在25歳。ノリッジの下部組織出身で、2018年夏にトップチームに昇格した同選手は、1年目から公式戦43試合に出場するなど台頭。その後も“カナリーズ”の右サイドで躍動し、2度のプレミアリーグ昇格に貢献した。昨夏には、現役時代に同ポジションを本職としたアンドニ・イラオラ監督が指揮するボーンマスに加入。しかし今シーズンは、ここまで公式戦4試合の出場にとどまっていた。
今冬、補強ポジションとして右サイドバックを挙げていたバレンシア。昨年10月に前十字じん帯断裂の重傷を負ったティエリー・コレイアがシーズンアウトとなって以降、ディミトリ・フルキエが出突っ張りの状態だった。『マルカ』は、当初はイバン・フレスネダ(スポルティング)をターゲットに据えていたものの、交渉が複雑化したため、アーロンズに切り替えたと指摘している。
ラ・リーガ第19節終了時点で、バレンシアは最下位に低迷している。39年ぶりのセグンダ降格の危機に瀕した中、先のクリスマスにルベン・バラハ氏を解任し、契約解除金を支払ってカルロス・コルベラン氏(当時ウェスト・ブロムウィッチ監督)を招へいした他、年明けには冬の新戦力第1号としてFWウマル・サディクをレンタル獲得するなど、後半戦で巻き返しを図りたいところだ。