MotoGP:ドゥカティが2018年の体制を発表。デスモセディチGPのグラフィックが変更に

2018年1月15日(月)19時20分 AUTOSPORT web

 2018年のMotoGPに参戦するドゥカティ・チームは1月15日、イタリア・ボローニャのドゥカティ・ホールで体制発表会を開催。2018年シーズンへ投入する新型デスモセディチGPをお披露目した。


 2017年シーズンはホルヘ・ロレンソとアンドレア・ドビジオーゾの2名を起用したドゥカティ。ドビジオーゾが18戦中6勝を挙げ、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスと最終戦まで激しいチャンピオン争いを展開した。


 一方、ヤマハのファクトリーチームから移籍したロレンソは第4戦スペインGPで移籍初の表彰台を獲得。以降は苦戦したが、後半戦から投入された新型の空力カウルをつけてから徐々に調子を取り戻し、第14戦アラゴン、第17戦マレーシアで表彰台を獲得した。


 2018年シーズンもロレンソとドビジオーゾを継続起用。2007年以来となるチャンピオン獲得に挑む。


 発表会では2018年型のデスモセディチGPがお披露目。登場したマシンのカウルはグラフィックが一新され、ロレンソとドビジオーゾが使用するライディングスーツもデザインが変更された。


 発表会に登場したドビジオーゾは新しくなったマシンについて「素晴らしい外観だ。さらに攻撃的なスタイリングになった」と述べ、「2017年は忘れがたい1年だった。序盤は苦しんだけど、最後はいい結果だったからね。2018年に向けて夢見たくなることもあるけど、現実を見て戦っていきたい」と意気込みを語った。


 ロレンソは「2017年は簡単な1年ではなかったけど、2018年に向けて準備を整えるシーズンになった。マシンは勝つだけのポテンシャルがあるから、僕は自分のパフォーマンスを限界まで引き出すだけだ。そして、とにかく楽しみたいね。白とグレイ、赤のコンビネーションは素晴らしいルックスだ」とコメントした。


 1月28日から3日間、マレーシア・セパンで2018年最初のオフィシャルテストが開催される。また、このセパンテストにはアンバサダー兼テストライダーのケーシー・ストーナーも参加する予定だと会場で発表された。


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