スーパーフォーミュラ:王者山本尚貴が移籍。ホンダ、2020年の参戦体制を発表

2021年1月15日(金)10時8分 AUTOSPORT web

 ホンダは1月15日、10時からホンダ公式ホームページ内の『バーチャルモータースポーツランド』内でオンラインで発表された四輪モータースポーツ参戦体制のなかで、2021年に全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦する9台のラインアップを発表した。チャンピオンの山本尚貴の移籍が明らかになったほか、3名はまだTBNとなっている。


 近年、1月初旬の東京オートサロンのなかでその年の四輪モータースポーツ体制について発表していたホンダ。ただ、2021年はオートサロンが新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となったこともあり、公式ホームページ内の『バーチャルモータースポーツランド』内でスーパーフォーミュラの新たな体制が発表されることになった。


 まず、最も注目と言えるのが、2020年チャンピオンである山本尚貴の移籍だ。すでに12月に行われた合同テスト/ルーキードライバーテストでチームに加わっていたが、TCS NAKAJIMA RACINGからチャンピオン防衛を目指すことになった。チームメイトは2020年に1勝を飾った大湯都史樹で、ふたりの戦いも楽しみだろう。


 一方、山本が移籍したDOCOMO TEAM DANDELION RACINGには、新たにTCS NAKAJIMA RACINGから牧野任祐が加わることになった。これまで光るスピードを見せつつも、なかなか優勝に手が届いていないだけに、心機一転となるか。チームメイトは、在籍3年目となる福住仁嶺となる。


 2020年にはチャンピオン争いにも絡んだ野尻智紀は、今季もTEAM MUGENから参戦することになるが、チームメイトは現段階で未定とされている。また、2020年は外国人ドライバーの訪日が叶わず、ドライバーを頻繁に交代することになったB-Max Racing Teamも、2台が未定とされた。


 また2020年に参戦が発表され、大きな話題となったタチアナ・カルデロンとThreeBond Drago CORSEは2021年も参戦を継続する。新型コロナウイルスの影響が心配されるところだが、ビザも取得しており、状況が好転するのを願いたいところ。終盤戦や合同テスト/ルーキードライバーテストではライバルも警戒するスピードをみせており、2年目こそ結果を出したいところだ。


全日本スーパーフォーミュラ選手権 ホンダ/M-TECエンジン参戦ドライバー






















































No.DriverTeam
1山本尚貴TCS NAKAJIMA RACING
64大湯都史樹TCS NAKAJIMA RACING
5福住仁嶺DOCOMO TEAM DANDELION RACING
6牧野任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
12タチアナ・カルデロンThreeBond Drago CORSE
15TBNTEAM MUGEN
16野尻智紀TEAM MUGEN
50TBNB-Max Racing
51TBNB-Max Racing


スーパーGT GT500クラスでの戴冠に続き、全日本スーパーフォーミュラ選手権でもシリーズチャンピオンを獲得した山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
スーパーフォーミュラの合同テスト/ルーキードライバーテストにTCS NAKAJIMA RACINGから参加した山本尚貴

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