不動のレギュラーが揃う中、目指すは純国産打線の形成か【勝手に”妄想”開幕オーダー|阪神編】

2024年1月15日(月)12時28分 ココカラネクスト

充実の戦力を備えた阪神。純国産打線で黄金期に入るか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 今シーズンのプロ野球開幕は3月29日。球春到来はまだ先だが、“妄想”開幕オーダーを考えてみたい。今回は阪神編だ。

 岡田彰布監督が復帰した昨季は、リーグ優勝と38年ぶりの日本一を勝ち取った。優勝を意味する隠語「アレ」は流行語大賞にも選ばれ、球団史上に残るシーズンを過ごしたと言って良い。

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 迎える今季はドラフト以外で目立った補強がなく、外国人も救援型右腕のハビー・ゲラを獲得したのみ。指揮官は現有戦力の底上げ、ならびに若手の台頭を期待している。それがリーグ連覇、黄金時代を築くために必要だと定めているようだ。

 開幕戦の相手は巨人。未発表だが、おそらく敵地・東京ドームでの開催だ。阿部慎之助新監督により、戸郷翔征の先発がすでに公表されている。

■阪神・“妄想”開幕オーダー
(中)近本光司
(二)中野拓夢
(右)森下翔太
(一)大山悠輔
(三)佐藤輝明
(左)小野寺暖
(捕)坂本誠志郎
(遊)木浪聖也
(投)村上頌樹

 岡田監督の言う「普通」に考えると、昨季のベストオーダーを崩してこないのではないか。唯一変化がありそうなのは、左翼に若手を抜擢するぐらい。前述のように今後の黄金時代を築くためには、「純国産打線の形成」も視野に入っていると思う。

 本稿では小野寺がその座に最も近いと妄想する。

 小野寺は思い切りの良い打撃が持ち味で、大卒4年目の昨季はキャリアハイの43試合に出場。打率.347とハイアベレージを記録した。開幕戦の大舞台にも物おじせずに入っていけるとみる。

 対抗馬は前川右京か。昨季は高卒2年目で3番スタメンを12試合任されたスラッガーだ。打数こそ少ないが、戸郷との対戦打率5割をマークしており、相性の良さで起用される可能性はある。また、オフに支配下登録された野口恭佑も長打力では2人に負けていない。もちろん、若手の状態によってはシェルドン・ノイジー、ヨハン・ミエセスの両外国人を使うプランもある。

 もうひとつ焦点が当たりそうなのが開幕投手。ここでは村上を推したい。なんと言っても昨季のMVP右腕だ。まずは正攻法で行くのではないか。必然的に、捕手は坂本誠志郎が先発する。昨季は登板全試合でバッテリーを組んでいるからだ。

 ただ、阪神の先発陣は12球団屈指。伊藤将司と大竹耕太郎の両左腕、開幕投手経験者の青柳晃洋&西勇輝、右の剛腕・才木浩人も十分に資格がある。各投手の調整次第では直前まで公表されないかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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