大谷翔平に背番号「17」を譲った36歳右腕が“決断”のとき　「もし他の場所でプレーしなくてはならないなら」現役引退に言及

ジョー・ケリーが現役引退を示唆した(C)Getty Images

　ドジャースの36歳ベテラン右腕、ジョー・ケリーは、球団と再契約できるのだろうか。米メディア『Newsweek』がその可能性について報じている。

【動画】思わず「ウソでしょ？」と仰天 同僚妻への大谷翔平のポルシェプレゼントシーン

　同メディアは、ドジャースは佐々木朗希の獲得へ向けて注力しているが、もしも、佐々木が他のチームと契約した場合「チームはさらに派手な動きを見せるかもしれない」と記している。

　「多くのドジャースファンが復帰を望むであろう選手の一人は、右投げ投手のジョー・ケリーだ。36歳のケリーはドジャースで2度プレーしており、最初は2019年から2021年、次は2023年から2024年だ」と紹介した。

　「ケリーは2023年のトレード期限にドジャースに再加入した際、大歓迎を受けた。背番号17のユニフォームをショウヘイ・オオタニに譲ったことで、さらにファンのお気に入りとなった」と、2023年オフに大谷がドジャースに入団する際、自身の背番号「17」を譲り、お礼として妻のアシュリーさんに大谷からポルシェがプレゼントされたことで話題となった。

　そんなケリーは現在FAとなっており、米メディア『DodgersBeat』のインタビューのファンイベントで将来の計画について尋ねられ、「彼は、ドジャースでのみ来シーズン復帰したいと明らかにした」という。

　ドジャースに残留したいか尋ねられたケリーは「ああ、もちろんだ」と答え、「もし他の場所でプレーしなくてはならないなら、自分の肩のせいにするからプレーしないよ」と、ドジャースとの再契約が叶わなければ現役引退を示唆した。

　「私は（ドジャースでプレーすることに）あらゆる面で満足している。私たちは良い関係を築いている。前にも言ったように、私が健康になったら、クレイトン（カーショー）と同じで、戻ってくる場所はただ一つだけだ」とし、「身体が思うように回復しなかったら、どうなるかわからない。だから、様子を見よう」と続けた。

　2024年シーズンは右肩痛の影響で35試合登板で1勝1敗、防御率4.78の成績に終わり、2か月半、負傷者リストした。果たしてケリーはドジャースと再契約し、再びユニフォームを着ることができるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]