西野監督のU23タイ代表8強進出、東京五輪へ前進

1月15日(水)0時9分 日刊スポーツ

後半、戦況を見守るU-23タイ代表の西野監督(撮影・前田充)

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<サッカーU−23(23歳以下)アジア選手権:タイ1−1イラク>◇14日◇タイ・バンコク◇1次リーグA組

日本代表を率いて18年ワールドカップ(W杯)で16強入りした西野朗監督(64)率いるタイが、イラクと1−1で引き分け、決勝トーナメント進出(8強)を決めた。上位3チームに与えられる東京オリンピック(五輪)出場に前進した。
勝ち点4(1勝1敗)のグループ2位で迎えた第3戦、相手は勝ち点2(2分け)で同3位のイラクとの決勝トーナメントをかけた直接対決。引き分けでも進出が決まるタイは立ち上がりの前半6分、VAR判定による相手ファウルで得たPKをMFウォンゴーンが決め、幸先よく先制した。
同22分には「タイの神童」と呼ばれる17歳MFスパナット・ムエアンタが右サイドを抜け出し、GKと1対1となる絶好機を迎えたが、右足シュートはイラクGKに体で阻まれた。追加点を奪えず、冷静に戦況を見守った西野監督も顔をゆがめて悔しがった。
その後、イラクのミドルシュートを受ける場面もあったが、GKコラファットがセーブし、得点を許さなかった。
後半開始3分、タイは右サイドを崩され、中央へのクロスボールを許す。ゴール前で混戦になったところ、イラクMFナシッフに右足で蹴りこまれ、1−1の同点とされた。
後のない両チームは攻守に激しさを増した。互いが肉体をぶつけ合い、自然とファウルが増えた。後半25分、タイはイラクゴール前で得たFK。先制点を挙げたウォンゴーンが右足でゴールを狙ったが、わずかに枠を外れた。西野監督は表情をまったく変えず、戦況を見守った。
結局、両チームとも勝利を決める追加点は奪えず、1−1のドローで終了した。タイは下馬評を覆しての8強入り。J1最多監督(270勝)の記録を持つ「名将」西野監督にとっては、故郷へ錦を飾るべく東京五輪へ、あと2勝と迫った。

日刊スポーツ

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