俊輔ら退団の横浜FMが新体制発表…統括本部長が強化の“3大テーマ”を説明

1月15日(日)17時31分 サッカーキング

会場に駆け付けた横浜FMのファン・サポーターと新加入9選手が記念撮影

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 横浜F・マリノスは15日、日産グローバル本社「日産ホール」にて「2017 新体制発表会」を開催した。

 約600名のファン・サポーターが会場に詰め掛けた同発表会。冒頭、同日付で代表取締役社長に就任した古川宏一郎氏が挨拶を行った。“キャプテン翼世代”という古川氏は、1993年のJリーグ開幕戦・ヴェルディ川崎vs横浜マリノスを観戦した際のエピソードなどを交えてサッカーへの思いを明かし、「一日でも早く信頼してもらえるように、100パーセントの情熱をもって真摯に取り組んでいきたい」と抱負を語った。

 横浜FMは2017シーズンを前に、元日本代表MF中村俊輔がジュビロ磐田へ、GK榎本哲也が浦和レッズへ、MF兵藤慎剛が北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍で加入することが決定。契約満了が決まっていたDF小林祐三もサガン鳥栖へ移籍するなど、多くの主力選手たちがクラブを離れた。

 戦力の刷新を行った激動のオフを経て、新シーズンに臨む横浜FM。チーム統括本部長の利重孝夫氏が登壇し、強化部門の3つのテーマを説明した。利重氏は「優勝あるいはトップ3、4に入らなければ、“勝ち組と負け組”に分かれてしまう。そういった環境を鑑みて、“勝つために変革が必要だ”という覚悟のもとに、3つのテーマを掲げて伝統に基づいた3つの変革を取り組んでいきたい」と、リーグ戦での賞金額増加が決まっている新シーズンに向けた決意を述べた。

 利重氏が掲げたテーマは“明確な編成方針の徹底”、“チーム・マネジメント力の強化”、“来年以降も見据えた差別化への着手”の3つ。「ポゼッションを主体として、[4−2−3−1]システムをベースとし、サイドアタッカーにストロングポイントを置く。チーム全体がスピードとインテンシティーを持ったサッカー」を目指す視点で、チーム編成を行ったと明かした。

 そして利重氏は「選手の成長ステージを念頭に置いた最適配置」や「マリノスで戦うという強い意志を持った選手であること」といった要素を重要視していることを説明。「全員がマリノスOBである必要はないが、現場もフロントも、マリノスのDNAを持った人間が、さらなる成長のためにマリノスに関わっているべきという感覚を持っている」と、人材育成・起用の方針も明かしている。そのうえで、CFG(シティー・フットボール・グループ)のノウハウを「クラブとしてしっかりと吸収してモノにしたい」、「近い将来、マリノスのDNAを持つ強化メンバーが取捨選択をしながら、CFGのノウハウを取り入れて、他のクラブにはない“差別化した”クラブへの第一歩を踏み出したい」と続けた。

 また、壇上には就任3年目を迎えたエリク・モンバエルツ監督も登場。「今シーズンの目標は、AFCチャンピオンズリーグへの権利を勝ち取ること。そのために全力を尽くしたいと思う。それを達成するためのクオリティーを持っていると確信している。ルヴァンカップと天皇杯では、今シーズンは決勝まで進んでタイトルを勝ち取りたいと思っている」と抱負を語り、場内は拍手で包まれた。

 新体制発表会を終えた横浜FMは、翌16日に始動。10時からのトレーニングで新シーズンに向けた準備を始める予定となっている。なお現時点で、2016シーズンの登録選手(2種登録を除く)において、契約更新や他クラブへの移籍について発表されていない選手は日本代表FW齋藤学のみとなっている。

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