スアレス2発の首位バルサ、敵地で大逆転勝利…レアルとの差は「19」に

2018年1月15日(月)11時36分 サッカーキング

スアレス(右)が2得点を挙げ、バルセロナが大逆転勝利を収めた [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第19節が14日に行われ、レアル・ソシエダとバルセロナが対戦した。

 15勝3分けで首位を快走するバルセロナ。リーグ戦4連勝で迎えた今節、先発メンバーにはジェラール・ピケやパウリーニョ、ルイス・スアレス、リオネル・メッシらが名を連ねた。

 均衡を破ったのはホームのレアル・ソシエダだった。11分、右サイドからのクロスに反応したウィリアン・ホセがダイビングヘッド。強く叩きつけられてバウンドしたボールがGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの守るゴールネットを揺らした。

 さらに34分、ペナルティーエリア中央へのスルーパスに反応したフアンミがトラップからシュート。セルジ・ロベルトに当たったボールがゴールへ吸い込まれ、レアル・ソシエダが2−0とリードを広げた。

 敵地で2点ビハインドを負ったバルセロナも、39分に反撃を開始する。ペナルティーエリア左側へのスルーパスに反応したスアレスがゴール前へラストパス。パウリーニョが難なく押し込み、1点差に迫ってハーフタイムを迎えた。

 そして後半、バルセロナが大逆転劇を演じる。50分、メッシからのパスを受けたスアレスがペナルティーエリア左側からワンタッチで芸術的なループシュートを決め、スコアは2−2となった。さらに71分、相手GKからのキックをクリアしたところにスアレスが反応。最終ラインの背後へ抜け出し、右足シュートを冷静に決めて逆転に成功した。

 そして85分、ペナルティーエリア手前からの直接FKをメッシが狙うと、壁を越えた鮮やかな一撃がゴール左隅へ。相手GKが一歩も動けないファインゴールが決まり、ゴールラッシュを締めくくった。

 試合は4−2で終了。バルセロナが2点ビハインドを逆転し、5連勝を果たした。勝ち点は「51」となり、2位アトレティコ・マドリードと9ポイント差、4位のレアル・マドリードとは19ポイント差となっている。次戦は17日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝ファーストレグでエスパニョールと対戦。21日にはリーガ・エスパニョーラ第20節でベティスとのアウェイゲームに臨む。

【スコア】
レアル・ソシエダ 2−4 バルセロナ

【得点者】
1−0 11分 ウィリアン・ホセ(レアル・ソシエダ)
2−0 34分 フアンミ(レアル・ソシエダ)
2−1 39分 パウリーニョ(バルセロナ)
2−2 50分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
2−3 71分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
2−4 85分 リオネル・メッシ(バルセロナ)

サッカーキング

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