日本代表FW細谷真大、HTで悔しい途中交代…攻守両面で課題「初戦の難しさがあった」

2024年1月15日(月)1時8分 サッカーキング

日本代表FW細谷真大[写真]=Getty Images

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 日本代表は14日、AFCアジアカップカタール2023・グループD第1節でベトナム代表と対戦し、4対2で勝利。試合後、ミックスゾーンで細谷真大(柏レイソル)が取材に応じた。

 重要な大会の初戦で先発に抜擢された細谷だが、大きなインパクトを残すことができず、ハーフタイムで悔しい途中交代となった。

 試合後、細谷は「アジアカップは初めてで、やっぱり雰囲気は違いましたし、初戦の難しさがありました。もう少しゴールに絡みたかったかなと思います」と、悔しさを滲ませた。

 そして、プレスのきっかけとなる『ファーストディフェンダー』が、チームとして上手く機能しなかったのは「自分の責任だと思う」と語り、守備面での反省を次のように語っていた。

「(試合前は)もう少し前から行って取れるかなと思っていましたけど、(ベトナム代表が)思っていた以上にパスをつなぐのが上手かったです。もともとビルドアップが上手いのは知っていましたが、その上をいかれた部分がありました。ファーストディフェンダーとして、自分の実力不足もありますし、もっとハッキリした方がよかったなと思います」

 また、守備だけでなく、攻撃でも存在感を示すことができなかった。良い形でボールを引き出すことができず、前線で孤立する場面が目立ってしまった。

 細谷自身も「動き出しのメリハリ」、「足元と背後のハッキリする部分」が足りなかったと振り返り、「もっと縦パスを要求して、チャレンジすべきだった」と改善点を口にする。

 そして、「攻撃のところでプレーが途切れるたびに、会話するようにはしましたけど、自分があまりボールに触っていないということは、タイミングが悪いということだと思うので、もっと(連係を)深める必要があるのかなと思います」と、連係面での課題を語っていた。

 しかし、大会はまだ初戦が終わったばかり。これからまだまだチャンスは回ってくるはずだ。

 細谷も下を向くことなく、「まずはチームが勝てたことをポジティブに捉えたいです」と前向きに語り、「自分は活躍できなかったですけど、切り替えて次に向けて準備していくしかないと思います」と、すぐに気持ちを切り替えていた。

 日本代表の次戦は19日、グループD第2節でイラク代表と対戦する。

サッカーキング

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