ジェンソン・バトン、フェラーリF1と契約寸前までいった過去を明かす「一度走ってみたかった」

2021年1月16日(土)8時24分 AUTOSPORT web

 元F1ドライバーのジェンソン・バトンは、マクラーレンに所属していた2012年末、フェラーリとの交渉が最終段階まで進んだが、契約には至らなかったと明かした。バトンは2013年以降もマクラーレンに残留した。


 バトンは2009年にブラウンGPでタイトルを獲得した後、2010年にマクラーレンに加入、2016年まで同チームで走った。しかし2013年にはフェラーリでフェルナンド・アロンソのチームメイトになる可能性があったという。


「どのドライバーも、一度はフェラーリのためにレースをしたいと思うものだ。あのチームは特別だからね」とバトンは『Motorsport News』に語った。


「今年(2020年)は彼らにとって厳しい年で、モータースポーツファンにとっても、彼らのああいう状態を見るのは辛いことだっただろう。でも彼らがもっと強くなって戻ってくるために、この状況が必要だったのかもしれない」


「フェラーリで一度はレースができたらよかったね。実は8年前に大きなチャンスがあったけれど、結局実現しなかった」


「契約の準備がかなりのところまで進んでいて、ほぼ契約寸前だった。でも様々な理由から、実現には至らなかった。だけど、マクラーレンに残った方がよかったのだと思うよ」


 バトンは2016年末までマクラーレンのレギュラードライバーを務め、2017年にはインディ500に挑戦するフェルナンド・アロンソの代役としてモナコGPで1戦のみ出場している。


 F1で15勝を飾ったバトンだが、2012年最終戦ブラジルGPでの勝利が最後で、その後の4年は優勝を達成することなくF1キャリアを終えた。

2012年F1ブラジルGPで優勝したバトン

 2013年のフェラーリは、アロンソにより2勝を挙げた。アロンソはこの年、レッドブルのセバスチャン・ベッテルに続くランキング2位を獲得した。

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