Mスポーツ・フォード、2024年のWRCを戦う『プーマ・ラリー1』の新カラーリングを公開
2024年1月16日(火)12時47分 AUTOSPORT web
1月12日、WRC世界ラリー選手権に参戦するMスポーツ・フォード・ワールドラリーチームは、2024年シーズンを戦う『フォード・プーマ・ラリー1』の新しいマシンカラーリングを発表した。
イギリスを拠点に活動するMスポーツは既報のとおり、フランス出身の若手アドリアン・フルモーと、ルクセンブルグ出身のグレゴワール・ミュンスターのドライブで2024年シーズンを戦っていく。今月末の1月25〜28日には早くもモンテカルロで開幕を迎えることになるが、チームはこれに先立ち最新バージョンのプーマ・ラリー1を公開した。
今季もレッドブルの強力なバックアップを受けるMスポーツのプーマは、ベースとなるホワイトとブルーのグラフィックのコントラストが印象的。大胆に配されたレッドブルのロゴ以外にも、Mスポーツやフォードのブランドロゴ、そしてカストロールやセーフティカルチャー、スパルコ、フリートバックといった主要スポンサーのロゴがマシン全体に目立つように配置されている。
2023年シーズンの大半をWRC2とブリティッシュ・ラリー選手権に費やしていたフルモーは、1年ぶりにWRCのトップカテゴリーにフル参戦で復帰を果たす。2023年の英国選手権でタイトル獲得に成功した彼は、2023年シーズン最終戦となったラリージャパンでプーマ・ラリー1をドライブしたが、この時は悪天候に見舞われたSS2でコースアウトを喫しリタイアとなっている。
一方のミュンスターは、2023年シーズン第11戦チリでラリー1デビューを果たし、その直後のセントラル・ヨーロピアン・ラリーではふたたびプーマ・ラリー1を駆り7位入賞を果たした。2024年は彼にとって、トップカテゴリーでの初めてのフルタイム参戦イヤーとなる。