“異次元補強”のドジャースがFAカーショーとの再契約に前向き「ドジャースでキャリアを終える決断を望んでいる」

2024年1月16日(火)7時10分 ココカラネクスト

カーショーと再契約となれば、さらにドジャースへの注目度は増すだろう(C)Getty Images

 今オフのストーブリーグで目玉となっていた大谷翔平と山本由伸のW獲得に成功したドジャース。他にもタイラー・グラスノー、テオスカー・ヘルナンデスを獲得する“異次元補強”を見せている。約1800億円もの資金を投じて立て続けに大物選手と契約しているチームだが、ドジャース一筋のレジェンド左腕との再契約にも前向きのようだ。

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 専門メディア『Dodger Blue』は現地1月13日に記事を配信し、ドジャースがサイ・ヤング賞3度、通算210勝を誇るクレイトン・カーショーと再契約する可能性について報じた。

 同メディアは左腕の去就について「将来の殿堂入り投手は現役選手としてのキャリアを続けたい意向を示している。ドジャースと再契約するか、地元であるレンジャーズに移籍するかを決めると見られている」と、カーショーの来季所属先として2球団を予想した。

 レンジャーズについては「(昨シーズン終了後に行った)左肩の手術は、レンジャーズがカーショーを追うことを躊躇させるものではない。ジェイコブ・デグロム、タイラー・マーレ、マックス・シャーザーが2024年シーズン前半を欠場する見込みで、すでに負傷者リストが混み合っているにもかかわらず、レンジャーズはカーショーとの契約に興味を持ち続けている」と記載。左腕の動向を注視しているようだ。

 一方で、ドジャースに残留するという声も少なくない。同メディアによると、「今オフに11億ドル以上の資金を投じたが、ドジャースはカーショウの復帰に前向きのようだ。球団側はドアをオープンにしたままであり、彼がドジャースでキャリアを終える決断をすることを望んでいる」と、ドジャースが再契約を目指す方針に変わりがないことを伝えた。

 また、ドジャースとの契約が実現した際には「カーショーは過去2シーズン、それぞれ1年契約でドジャースと再契約しており、1年単位で物事を進めることを好むため、今回も単年契約を結ぶ可能性が高い」と予想した。

 大谷、山本とレジェンド左腕の“共演”は見られるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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