カブス入りの今永昇太が「2024年の新人王候補」に選出!米メディアは「メジャーで活躍することを容易に予感させる」と期待

2024年1月16日(火)6時30分 ココカラネクスト

今永は「成功するために必要なコマンドを持っている」と評価された(C)Getty Images

 DeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた今永昇太はカブスへの入団を決めた。左腕にはMLBの複数球団が熱視線を送っていたが、現地報道によれば、カブスと最大5年8000万ドル(約116億円)の大型契約を結んだという。

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 大型契約は左腕に対する期待の表れだ。今永はDeNAのエースとして活躍。2019年には13勝をマークするなど、NPB8年間で通算64勝を記録した。また、昨年の3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では決勝戦の先発マウンドを任され、世界の大舞台でその実力を発揮した。現地では今永のメジャー1年目の活躍に早くも期待が高まっているが、メジャー1年目にどんな成績を残すのだろうか。

 カブス専門サイト『CUBBIESCRIB』は現地1月13日、「2024年に新人王を獲得する可能性のあるカブスの5選手」を独自で選出。5選手の中に今永も入った。

 同メディアは左腕について「シカゴ・カブスと4年契約を結んだばかりのショウタ・イマナガの投球術は、2024年にメジャーで活躍することを容易に予感させる」と高評価。新人王候補に選出した理由については「最近、日本から海を渡って圧倒的な成績を残した投手が複数いる。昨シーズン、MLBデビューシーズンで防御率2.98という驚異的な数字を残したコウダイ・センガのように、イマナガは日本で多くの成功を収めており、それを反映させたいのだろう」と、昨年ルーキーイヤーで12勝をマークしたメッツの千賀滉大の名前を挙げ、近年日本人投手が成功を収めていることを記載した。

 今永の投手としての特徴については「デビューシーズンはかなりのものになるだろう。速球の軌道が美しく、3つの有効な変化球を持っている」と分析。さらに、「彼が速球を50%以上の割合で使うことの良い点は、これだけ速球を駆使すれば打者はそれが来ることがわかるだろうが、それでもボールを打つのがとても難しいということだ。また、イマナガはどのリーグでも成功するために必要なコマンドを持っている」と速球と制球力を高く評価した。

 千賀は12勝を挙げながら、惜しくも新人王に選出されなかった。今永はMLB1年目にタイトルを獲得することができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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