2023Jリーグ、都道府県別注目すべき選手&クラブ【九州編】

2023年1月16日(月)18時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

2022FIFAワールドカップカタール(カタールW杯)にて、サッカー日本代表は2度のサプライズ(強豪ドイツとスペインに逆転勝利)を起こし、ベスト16にまで進出。日本中を大いに沸かせたが、ベスト8を懸けたクロアチア戦でPK戦の末に惜しくも敗れた。


W杯試合後、日本代表のDF長友佑都(FC東京)はファンにこう呼び掛けている。「ここにいる選手たちは、Jリーグで育って海外でプレーしている選手たちです。これから日本サッカーの発展のため、Jリーグをもっと盛り上げていかなければいけない。皆さんのお住まいの地域にJリーグのチームがあると思うので、ぜひ応援してもらえたらと思います」


日本代表がさらに強くなるには、Jリーグの競争力向上が欠かせない。そこでここでは、全都道府県別に注目すべきサッカー選手及びクラブをご紹介して行きたい。


皆さんの住む都道府県には、必ずプロかそれに準ずるサッカークラブが存在する。日本代表の姿に心が揺さぶられた人は、ぜひ1度観戦に行ってみてほしい。なお、Jリーグ所属クラブがある都道府県は各クラブ1人ずつ(12月24日時点で契約更新済みの選手から選出)を、Jクラブのない県はJリーグを目指すクラブを紹介している。


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アビスパ福岡 MF前寛之 写真:Getty Images

福岡県


アビスパ福岡(2023シーズンJ1リーグ)


スタジアム


  • ベスト電器スタジアム:福岡県福岡市博多区東平尾公園2-1-1

注目選手


  • 前寛之(まえ・ひろゆき)MF

福岡県のJ1クラブ、アビスパ福岡。2022シーズンは夏場にチーム内に新型コロナウイルスが蔓延し、シーズン最終盤まで残留争いに巻き込まれた。それでもJ1残留を達成できたのは、MFの中でリーグ最多出場時間を記録し、タックル奪取率ではリーグトップを記録した前寛之の存在があったからこそだ。


ギラヴァンツ北九州 MF前川大河 写真:Getty Images

ギラヴァンツ北九州(2023シーズンJ3リーグ)


スタジアム


  • ミクニワールドスタジアム北九州:福岡県北九州市小倉北区浅野3-9-33

注目選手


  • 前川大河(まえかわ・たいが)MF

福岡県のJ3クラブ、ギラヴァンツ北九州。注目選手に挙げるMF前川大河は、2022シーズンはキャプテンとして3得点4アシストを記録。技術の高さがありながら、泥臭い役割も担える。2023シーズンに向けては攻撃陣の主力の多くがチームを離れており、さらなる活躍が期待される。J2復帰に「TAIGA」の活躍は欠かせない。




サガン鳥栖 GK朴一圭 写真:Getty Images

佐賀県


サガン鳥栖(2023シーズンJ1リーグ)


スタジアム


  • 駅前不動産スタジアム:佐賀県鳥栖市京町812

注目選手


  • 朴一圭(ぱく・いるぎゅ)GK

佐賀県のJ1クラブ、サガン鳥栖。GK朴一圭は、2シーズン連続で全試合フル出場を達成した守護神だ。セービング能力もさることながらJ1のGKでパスを受ける回数がもっとも多く、攻撃の第1歩としても重要な選手。川井健太監督が作るダイナミックなサッカーに、完璧にハマっている。


V・ファーレン長崎 FWエジガル・ジュニオ 写真:Getty Images

長崎県


V・ファーレン長崎(2023シーズンJ2リーグ)


スタジアム


  • トランスコスモススタジアム長崎:長崎県諫早市宇都町27-1

注目選手


  • エジガル・ジュニオ/FW

長崎県のJ2クラブ、V・ファーレン長崎。FWエジガル・ジュニオは、2021シーズンは15得点、2022シーズンは12得点を記録した同クラブの得点源だ。得点パターンが豊富で、2023シーズンもコンディションさえ問題がなければ2桁得点の可能性は高い。相手DFからすれば抑えるのが極めて難しい、やっかいなFWだろう。




ロアッソ熊本 MF平川怜(当時FC東京)写真:Getty Images

熊本県


ロアッソ熊本(2023シーズンJ2リーグ)


スタジアム


  • えがお健康スタジアム:熊本県熊本市東区平山町2776

注目選手


  • 平川怜(ひらかわ・れい)MF

熊本県のJ2クラブ、ロアッソ熊本は、ショートパスを細かく繋ぐスタイルで2022シーズンJ2で4位に入り、初のJ1昇格にあと1歩、いや半歩まで迫った。ただし2023シーズンに向けては多くの主力選手がチームを離れ、改めて作り直す必要がある。そのなかで圧倒的な技術を持つMF平川怜の存在は欠かせず、キャプテンとしても期待大だ。




大分県


大分トリニータ(2023シーズンJ2リーグ)


スタジアム


  • レゾナックドーム大分:大分県大分市大字横尾1351

注目選手


  • 弓場将輝(ゆみば・まさき)MF

大分県のJ2クラブ、大分トリニータ。MF弓場将輝は、U-15から同クラブで育った至宝だ。プロ2年目の2022シーズンJ2第12節の栃木SC戦でリーグ戦初出場を飾ると、そこから一気にブレイク。中盤で戦えて、ボール奪取能力にビルドアップ能力も兼備する。


テゲバジャーロ宮崎 DF代健司(当時カターレ富山)写真:Getty Images

宮崎県


テゲバジャーロ宮崎(2023シーズンJ3リーグ)


スタジアム


  • ユニリーバスタジアム新富:宮崎県児湯郡新富町大字三納代1586

注目選手


  • 代健司(だい・けんじ)DF

宮崎県のJ3クラブ、テゲバジャーロ宮崎。DF代健司は、クラブのスローガンである「真摯」を体現する頼れるキャプテンだ。177cmとセンターバックとしては高さはあまりないが、強度の高い守備でDFラインを統率する。多くの選手が入れ替わった2023シーズンも、代の替わりはいないだろう。




鹿児島ユナイテッド FW有田光希(当時愛媛FC)写真:Getty Images

鹿児島県


鹿児島ユナイテッド(2023シーズンJ3リーグ)


スタジアム


  • 白波スタジアム:鹿児島県鹿児島市与次郎2-2-2

注目選手


  • 有田光希(ありた・こうき)FW

鹿児島県のJ3クラブ、鹿児島ユナイテッド。2022シーズンは2位の藤枝MYFCと勝ち点1差の3位と、惜しくもJ2昇格を逃した。そんな中、リーグ3位タイとなる15得点を挙げたストライカーFW有田光希との契約更新は非常にポジティブな要素だ。チームの盛り上げ役でもあり、J3得点王とJ3優勝を両方達成しても不思議ではない。




FC琉球 MF清武功暉(当時徳島ヴォルティス)写真:Getty Images

沖縄県


FC琉球(2023シーズンJ3リーグ)


スタジアム


  • タピック県総ひやごんスタジアム:沖縄県沖縄市比屋根5-3-1

注目選手


  • 清武功暉(きよたけ・こうき)MF

沖縄県のFC琉球。2022シーズンはJ2最下位となり、J3降格という厳しい結果となった。それでも1年でのJ2復帰を達成するべく、攻撃の核であるMF清武功暉は契約更新を選択。チーム状況が良くないなかで3得点7アシストを記録した清武が、J3でどれだけ暴れるのか要注目だ。セットプレーのキッカーとしても欠かせない。

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