継続性欠いた日本=チームづくり再考を—サッカーU23アジア選手権

1月16日(木)19時24分 時事通信

 【バンコク時事】サッカーの東京五輪アジア最終予選を兼ねたU23(23歳以下)アジア選手権で、日本は15日の1次リーグ最終戦をカタールと引き分け、1分け2敗のB組最下位で大会を終えた。開催国として五輪出場は決まっているが、半年後の本番に向け、チームづくりの再考を迫られた。
 五輪金メダル獲得を目標に掲げるチームが、アジアの舞台で1勝もできなかった。3試合を通して攻守の連係を欠き、修正力も欠いた。背景には、五輪世代も海外組が増えた影響もあり、これまで招集のたびにメンバーが入れ替わったことがある。「活動ごとに一からの積み上げになりかけている」と杉岡(鹿島)。戸惑いの声は多かった。
 五輪前最後の公式大会で、今回主体となった国内組の見極めはついた。森保監督は3月の強化試合2連戦で、久保(マジョルカ)ら海外組の主力に加え、本番で3人まで起用できる24歳以上のオーバーエージ(OA)選手を呼ぶ可能性を示唆。国際Aマッチデー期間と活動が重なることを生かし、一気にチームの骨格を固める狙いだ。
 戦術面でも現状、基本布陣の3—6—1は機能していない。今大会は最終ラインと前線の距離が遠く、無理なパスの連続が目立った。4バックとの併用も選択肢だが、早い段階でメンバーを固定し、熟成を図る必要がある。本番でも導入されるビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)の判定にも泣いた。ゴール前のプレーに細心の注意が求められることは言うまでもない。
 酷暑の中、18日間で6試合を戦う腹づもりだった。相馬(名古屋)は「今回の経験が違うメンバーで集まったときになくなるのではなく、全員が共有できるように伝えて戦っていかないと」と言う。継続性を欠いたチームの泣きどころを痛感させられた大会でもあった。 

[時事通信社]

時事通信

「アジア」をもっと詳しく

「アジア」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ