米球界に連日の衝撃 コーラ監督解任は残念な結末

1月16日(木)10時31分 日刊スポーツ

ワールドシリーズ優勝トロフィーを掲げるレッドソックスのコーラ監督(中央)(18年10月28日、撮影・菅敏)

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米国内での反響は思った以上に大きかった。電子機器を利用したサイン盗み問題で、レッドソックスが14日(日本時間15日)、アレックス・コーラ監督(44)を解任したことを発表した。アストロズのA・J・ヒンチ監督(45)、ルノーGMの解任に続き、米球界に連日の衝撃が走った。
コーラ監督解任の翌日、記者の携帯電話に、米国人の友人からコーラ氏を皮肉るメッセージが次々と届いた。内容は伏せるが、久しく連絡をとっていなかった友人から突然、今回のスキャンダルについて感情移入した文面が届いたことには驚いた。米国ロサンゼルスの地元テレビ局のニュースでも度々、報道されるなど、野球ファンに限らず注目度が高かったようだ。
コーラ氏の解任は、17年にアストロズでベンチコーチを務めていた際にサイン盗みの主導的な役割を担っていたとするもので、レ軍の監督を務めた18年シーズンについては、同様の違反が行われていたかどうか現在も調査中だという。MLB公式サイトによれば、レ軍が下した今回の監督解任の結論は、調査中の疑惑とは関連していないとしている。
18年、レッドソックスは5年ぶり9度目のワールドシリーズ制覇を果たした。投手では左腕クリス・セール、デービッド・プライス、打者ではムーキー・ベッツ、J・D・マルティネスらを擁し、投打にバランスのとれた戦力でワールドチャンピオンに輝いた。ドジャースを相手に4勝1敗。圧倒的な強さだった。
コーラ氏はプエルトリコ出身の監督としては初の快挙を成し遂げた。投打に秀でた選手たちをまとめ、適材適所で起用。初球からエンドランを仕掛けるなど、積極的な采配も光った。データに頼りすぎない戦術にもたけていただけに、今回の結末が残念でならない。【斎藤庸裕】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「ノブ斎藤のfrom U.S.A」)

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