リーチ自らプレゼント「等身大」リーチ像を母校公開

1月16日(木)17時48分 日刊スポーツ

リーチ像の肩に手をやり、満面の笑みを浮かべる札幌山の手・佐藤監督(撮影・浅水友輝)

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リーチ凱旋(がいせん)! 昨年のラグビーW杯で初の8強入りした日本代表リーチ・マイケル主将(31)をかたどった像が16日、母校・札幌山の手高で公開された。お披露目会でリーチ像が体育館の壇上に登場すると全校生徒は拍手で出迎え、ラグビー部員54人は日本代表のテーマソング「ビクトリーロード」を歌い、先輩の“訪問”を祝福した。
部員を代表して壇上でマイクを握ったCTB木津谷勇輝主将(2年)は「等身大で迫力があり、リーチさんの体はやっぱりすごいなと実感した」と最敬礼。一見すると銅像のように見えるが、材質は強化繊維プラスチック。基礎部分とベンチを含めて156キロあり、三菱地所の関係者によると「雨風に強い素材で頑丈」という。全校集会ではリーチ本人から「W杯の応援ありがとうございました。大事にしてください」と動画メッセージも届けられた。
リーチ像の構想は高校生時代にさかのぼる。恩師の佐藤幹夫監督(58)はリーチが高校生のころに「日本代表に選ばれたら銅像を建ててやる」と約束。その後、リーチは進学した東海大2年で代表デビュー。想像以上に早い展開に「代表主将になったら」とプランを変更したが、その難題も6年後にはクリアした。資金面などの都合で実現が先送りになっていたが、逆にリーチが像をプレゼントすることで完結。教え子から贈られる形になった同監督は「うれしいね。つらいことがあってもリーチから勇気と元気をもらってほしい」と笑った。
昨年12月27日まで東京・丸の内に展示されていたリーチ像は日本代表のW杯での躍進とともに撮影スポットとして注目を浴びた。担当者によると展示期間中に開催されたイベントなども合わせて、集客効果は通常時より約95万人増加したという。同校では冬場は学校正面玄関入り口付近にリーチがW杯で着用していたユニホームなどとともに展示される。佐藤監督は「一般の人にも広く見て欲しい」と言い、イベントなどへの貸し出しも検討している。
雪解け後にはグラウンドにある桜の下に像を移動する予定。木津谷主将は「きつい練習でも銅像を見てリーチさんみたいになりたいと思って頑張れる」と発奮材料に変える。チームは昨年2大会連続で花園に出場したが、10度目のシード校挑戦となった2回戦を突破することはできなかった。新チームは前日15日に始動。桜の闘将が見守るグラウンドで、さらなる進化を遂げて花園に戻る決意だ。

日刊スポーツ

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