石原さとみ「ターニングポイント」長崎で聖火リレー

1月16日(木)16時10分 日刊スポーツ

東京2020聖火リレー公式アンバサダー学校訪問イベント 石原さとみはトーチを持ちながら小学生の声に耳を傾ける(撮影・佐藤勝亮)

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女優石原さとみ(33)、元パラリンピック射撃代表で聖火リレー公式アンバサダーの田口亜希氏が16日、「東京2020聖火リレー公式アンバサダー学校訪問イベント」に出席し、東京都世田谷区立経堂小を訪問した。約800人の全校生徒を相手に、トークセッションや聖火リレークイズなどで学びを深めた。石原は「聖火リレーの大成功が、オリンピック、パラリンピックの大成功に繋がると確信している」と、聖火リレーへの思いを打ち明けた。
石原はイベント前日の15日、長崎の聖火リレー走者に決まった。東京都出身だが、長崎での大役に「1番のターニングポイントになり、自分にとって転機となった場所」と打ち明けた。
10代の頃、長崎で被爆者の方と会い戦争の体験を沢山聞いたという。当時、「悲惨さに言葉が出なくて『なんて自分は無力なんだろう』、『自分に何ができるんだろう』とすごく考えてしまった」と過去の苦悩を告白した。
その数年後、プライベートのサプライズで長崎を訪ねた。すると、その方が「会った瞬間に泣いて喜んでくれた。その当時の写真、色紙、お手紙を枕元に置いてくださっていて、『自分の宝物なんだ。生きていて良かった』」と言われた事を明かした。この経験を経て「私はこうやって誰かの心を少しでも明るくできるような、励ませるような人になりたいと決意した」。自分の世界だけで精いっぱいだったという石原にとって、人生の目的がはっきり定まった場所が長崎だった。
聖火リレーの魅力について、「参加した時に、そこで感じたにおい、見た景色、花びらが落ちてくるその風、視覚、聴覚、嗅覚が刺激されるのが聖火リレーなのかな。121日間あり、四季をまたぐので、全国を追っていったら、日本のことが何よりもわかる事が醍醐味(だいごみ)かな」と期待に満ちた笑顔で語った。
応募の際に「応募動機の400字指定が、1500字になってしまった」と言い苦笑した。世界には今も尚、戦争などで苦しんでいる人もいる中で「あの、焼け野原からここまで豊かになった。1番目指すべきは日本なんだとも言ってくれている。被爆者の方や、世界の皆さんの平和を思う気持ちを受け止めながら、世界をつなぐような走りができたら」と意気込んだ。【佐藤勝亮】

日刊スポーツ

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