湘南退団のMF澤田恒、1年半ぶりのドイツ復帰が決定…新天地は4部シュタインバッハ

2021年1月16日(土)18時53分 サッカーキング

澤田が独4部に移籍

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 湘南ベルマーレは16日、MF澤田恒の新天地がTSVシュタインバッハ・ハイガー(ドイツ4部)に決定したと発表した。

 澤田は北海道札幌市出身の現在29歳。札幌第一高校、札幌大学を経て、2014年にドイツ6部のVfBギンスハイムに加入した。その後はロートヴァイス・フランクフルト(ドイツ5部)を経て、2016年にキッカーズ・オッフェンバッハ(ドイツ4部)へと移籍。2019年夏まで同クラブでプレーし、湘南ベルマーレへと完全移籍した。

 湘南では加入直後に左ひざの前十字じん帯を損傷する大けがを負った影響もあり、1年半の在籍で出場を記録することはなかった。湘南は今月8日、両者合意のもと、ドイツ再挑戦を目指す同選手との契約を解除したことを発表していた。

 澤田は8日の契約解除発表時、湘南のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを残していた。

「2019年の夏にチームに加えていただきましたが、一度もピッチに立つことができず、選手としてチームに貢献できず、情けない気持ちと応援していただいていた方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。チームへの恩返しとして、ピッチで活躍して、移籍金を置いての移籍が理想でしたが、力不足で叶いませんでした。大怪我もしました。思うように練習さえできない時間も多かったです。そんな中、チームメイト、監督、コーチ、トレーナー、フロントの方々、スポンサー様、そしてベルマーレサポーターの方々に支えていただき、とても感謝しています」

 澤田が加入するシュタインバッハは、ヘッセン州で活動している。2014−15シーズンに5部相当のヘッセン州リーグを制し、以降は4部レギオナルリーガ南西地区に所属する。2020−21シーズンは15試合を消化した時点で、1試合消化の多い首位FSVフランクフルトと勝ち点差「2」の現在3位。なお、同リーグの首位クラブには3部ドリッテ・リーガへの昇格権が与えられる。

 また、シュタインバッハの発表によると、澤田は新天地で背番号「3」を着用する。同選手は同クラブの公式サイトを通じて、次のようにコメントした。

「私は長い間けがをしていましたが、クラブは私にプレーする機会を与えてくれました。そのことをとても嬉しく、また誇りに思います。チームがより多くの勝ち点を稼げるように、良いパフォーマンスで信頼に応えたいです」

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