ウルブスFWゲデスが半年で退団? 指揮官も「何が起こるかわからない」…父親はバレンシア復帰を匂わせか

2023年1月16日(月)17時57分 サッカーキング

FWゲデスが半年でウルヴス退団の可能性も… [写真]=Getty Images

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 ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)のポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスが、今冬の移籍市場で同クラブを退団する可能性があるようだ。15日、スペイン紙『アス』が報じている。

 1996年11月29日生まれのゲデスは現在26歳。母国の“名門”ベンフィカでプロキャリアをスタートさせたた同選手は、パリ・サンジェルマンを経て、2017年夏にバレンシアに加入した。初年度からラ・リーガ33試合に出場し5ゴール9アシストの活躍を見せると、その後も左サイドを主戦場にパワフルなプレーで攻撃を牽引。クラブ在籍5シーズンで公式戦通算178試合に出場するとともに、2018−19シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)優勝の立役者にもなっている。

 昨夏の移籍市場でバレンシアから移籍金3300万ユーロ(当時レートで約45億円)でウルヴスに完全移籍したゲデスは、ここまでプレミアリーグ13試合に出場中。しかし、今月14日に行われた第20節ウエストハム戦では招集外になると、同クラブを率いるフレン・ロペテギ監督が「彼を戦術的な判断で外した。ゴンサロは我々の選手だけど、何が起こるかわからない」と発言。その直後には、同選手の父親であるロジェリオ・ゲデス氏が自身の公式Instagramを更新し、バレンシアを想起させる画像とメッセージを投稿していた。

 さらに『アス』は、ウルヴス加入後に行われたインタビューで、ゲデスがバレンシアへの思いを告白していたことに注目。同選手が「バレンシアが恋しい。5年間を過ごした場所であり、最初の日から幸せな気分で、みんなにとても良くしてもらった。(移籍の)決断は、僕がしなければならないことだったし、その決断に満足している。バレンシアがうまくいくことを祈っているよ」と語っていたことを併せて伝えている。

 その一方で『アス』によると、ゲデスがバレンシアに復帰する場合は大幅な給与カットを受け入れる必要があるようだ。果たして今冬、ゲデスはどのような決断を下すのだろうか。

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