【阪神】藤川、前人未到の40歳シーズン「防御率0点台」宣言「自分を超える。1点台は普通」

1月16日(木)6時0分 スポーツ報知

沖縄で自主トレを公開、遠投で汗を流す藤川(カメラ・小松 真也)

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 阪神の藤川球児投手(39)が15日、沖縄・宜野座村で自主トレを公開し、前人未到の防御率0点台不惑クローザーへの誓いを立てた。

 気温20度を超え、肌を焦がす太陽の下、藤川の口調が熱を帯びた。

 「自分を超えなきゃいけない。防御率0点台の数字を残すことしか興味がない。1点台は普通。2点台はダメという発想やから」

 昨季はストッパー奪取を掲げて返り咲き、56試合で16セーブ、防御率1・77。今季は38セーブを挙げた08年の防御率0・67以来の偉業を目指す。40歳シーズンでは、NPB歴代最多の通算407セーブを誇る岩瀬(元中日)が20セーブで防御率3・52。メジャーでも通算最多652セーブのマリアノ・リベラ(元ヤンキース)が44セーブ、防御率1・76にとどまっており、セーブが制定された1969年以降、防御率0点台を記録した投手は皆無だ。藤川の自負を裏打ちするのは近年の成績。再向上している理由を初めて告白した。

 「思い切って変えているのは、もう(重い負荷の)ウェートトレーニングは全くしない。一昨年から」

 ウェートトレを否定するわけではない。あくまで球児自身が「何回も失敗した」経験から、自重トレの方が「体が動きやすい」という結論に至ったという。己と向き合う鍛錬の1月に入り、チームや優勝に対する思いもあえて封印した。

 「チームというのは正直、今は考える必要はないのかなと。自分たちのパフォーマンスを向上させるために練習している。勝つために自分ができることをする」

 遠投もこなし、調整は順調。昨年より9日早い3月20日の開幕戦に備え、シーズンのベスト体重をオフも維持して、スタートダッシュを狙う。残り7セーブの日米通算250セーブも通過点。守護神として1年フルに戦い抜き、未曽有の領域に足を踏み入れる。

(小松 真也)

 ◆主なクローザーの40歳シーズン

 ▽中日・岩瀬(14年) 34試合で1勝2敗20セーブ、防御率3.52。NPBで40歳以上の投手による2ケタセーブはこの1例のみ。防御率1点台が8シーズンあり、抑えとしては06年の1.30が自己最高

 ▽Rソックス・上原(15年) 43試合、2勝4敗25セーブ、防御率2.23。38歳の13年に防御率1.09

 ▽ブレーブス・斎藤(10年) 56試合、2勝3敗1セーブ17ホールド、防御率2.83。07年に防御率1.40

 ▽ヤンキース・リベラ(09年) 66試合、3勝3敗44セーブ、防御率1.76。05年に自己最高防御率1.38

 ▽パドレス・ホフマン(07年) 61試合、4勝5敗42セーブ、防御率2.98。98年の1.48が自己ベスト

スポーツ報知

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