【女子野球】NPBではじめてのユニホーム「ライオンズ・レディース」が発足

1月16日(木)12時39分 スポーツ報知

西武が公認する女子野球チーム「ライオンズ・レディース」発足会見で「L」ポーズをみせる(左から)新谷博監督、出口彩香、六角彩子、居郷肇球団社長(カメラ・軍司 敦史)

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 西武が本格支援する女子アマチーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」の発足発表会見が16日、埼玉・所沢市で行われた。西武などで投手として活躍し、監督を務める新谷博氏(55)は現役以来20年ぶりにライオンズのユニホームに袖を通し、「僕自身、お世話になったユニホーム。愛着がありますね。こういう形で西武に(舞い戻る)とは」と感慨深げに語った。

 「ライオンズ・レディース」は川越市の尚美学園大を拠点に活動を予定している西武公認のクラブチームで、NPB球団の名を冠した女子野球チームは12球団で初めて。4月に開幕する女子硬式野球リーグ「ヴィーナスリーグ」(報知新聞社など後援)の2部に新規参入、全日本選手権など女子アマの頂点を目指す。侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」で活躍した六角彩子(28)、出口彩香(27)らが他チームから移籍するほか、19日と2月9日に行われるセレクションには、女子プロ野球を退団した“美しすぎる女子野球選手”として話題の加藤優(24)や女子野球W杯3大会連続MVPの日本のエース・里綾実(30)の受験も見込まれおり、年齢関係なく20人程度の規模を予定している。

 12年の女子野球W杯でマドンナジャパンを優勝に導き、尚美学園大女子硬式野球部監督も兼任する新谷監督は、5年ほど前から尚美学園大の卒業生が野球をやめる現状に悔しさを感じていたと明かして「ライオンズさんには感謝。やりたかったことが実現した。当面はアマチュアとして活動するが、ライオンズで出る以上は弱いわけにはいかない。出る公式戦は(全て)勝ちたい」と意気込み。出口は「子供の頃からNPBのユニホームが着たい夢があったが、女子は(NPBの)プロが無かった。西武のという名前を背負う以上、今まで以上に責任を持ちたい」と語ったほか、六角も「西武は大好きなチームだったので、そのチームでプレーできるのはワクワク」と笑顔を見せた。

 西武が同様に支援する小学生チーム「ライオンズジュニア」にも女子選手は増えており、13年からは女子小学生の全国大会「NPBジュニアトーナメント」も開催されている。今回も野球振興や地域活性などを目指すプロジェクト「L—FRIENDS」の一環として、NPBで初めての取り組みとなった。西武はアカデミーからコーチを臨時コーチとして派遣するほか室内練習場や使用した野球道具を提供するなど支援する。

 西武の居郷肇球団社長は(63)は、現段階ではライオンズの選手とのコラボなどは考えておらず、雇用や費用負担など金銭的な支援もないとしている。しかし新谷監督は「これだけの名前を背負ったチーム。これまで(のチーム)とは変わったチームにならないと」と話しており、将来的に「他球団とやるのは夢でもあります」と、NPBの他チームも同様に女子野球チームを持つ流れになればと期待した。

スポーツ報知

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