松島輝空、史上初の小学生Vあるぞ…強豪高校生2人撃破でジュニア8強入り

1月16日(木)7時1分 スポーツ報知

ジュニア男子で準々決勝進出を決めた松島輝空(カメラ・矢口 亨)

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◆卓球 全日本選手権第3日(15日・丸善インテックアリーナ大阪)

 ジュニア男子で松島輝空(そら、12)=木下グループ=が8強入りを決めた。16日に準々決勝から決勝までが行われ、男女通じて史上初の小学生での優勝を目指す。初出場の男子シングルスでは1勝を挙げたが、3回戦で敗れた。混合ダブルスは森薗政崇(24)=BOBSON=、伊藤美誠(19)=スターツ=組や張本智和(16)=木下グループ=、長崎美柚(17)=エリートアカデミー=組らが準決勝に進んだ。

 松島が小学生初の快挙へ着実に前進した。ジュニア男子4回戦で山口・野田学園高、同5回戦で愛工大名電高と強豪校の高校生2人にともに3—1で連勝。昨年に続いて8強入りを決め「苦しい試合もあったけど、そこを乗り越えないとベスト8は難しい」と胸を張った。

 男子シングルスでもデビュー戦を飾った。2回戦で名門・明大の森川瑞希に3—0。同種目では張本智以来の小学生での勝利も、3回戦は金光宏暢(日大)にゲームカウント2—1から逆転負け。体格差を感じさせずに奮闘したが、勝てば2016年リオ五輪団体銀メダルの吉村真晴(名古屋ダイハツ)と対戦できただけに「負ける試合ではなかった。真晴さんのところまでいくのが目標だった。その前に負けてしまって悔しい」と肩を落とした。シニアでも1勝

 それでも、この1年の成長は十分に示している。身長は約8センチ伸びて148センチに。フィジカル強化にも取り組み「ラリー戦で後ろに下がっても、昨年より負けなくなった」。昨夏に世代別の全日本選手権で張本智と並ぶ男子最多の6連覇を達成。10月のスウェーデンOPで当時の18歳以下の世界ランク1位・カツマン(ロシア)からツアー初勝利を挙げ、「シニアでも少し戦えるんじゃないかという自信がついた」と振り返る。

 この日は一日4試合を戦った。「結構しんどかったけど、ここで体力が切れていたら意味がない」と奮い立たせた。16日は決勝までの3試合が行われる。ジュニアの最年少優勝記録は男女を通じて中学1年生の福原愛、男子では中学2年生の張本智だ。大記録も視野に入るが、準々決勝は世界ジュニア代表の曽根翔(愛工大名電高)と対戦。「優勝したいけど、まずは曽根選手に勝たないと決勝の舞台に勝てない。一試合一試合頑張りたい」。過去未勝利の強敵撃破へ、気合をみなぎらせた。(林 直史)

 ◆松島 輝空(まつしま・そら)2007年4月29日、京都市生まれ。12歳。祖父母が開く田阪卓研で卓球を始め、小学1年時から全日本選手権バンビ、カブ、ホープスを6連覇。18年のジャパン・オープン荻村杯でワールドツアーデビューした。同年、全日本選手権カデットの部の13歳以下で優勝。19年東アジアホープス大会優勝。148センチ、40キロ。家族は両親と弟、妹2人。

スポーツ報知

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