サイン盗み主導 Rソックス・コーラ監督解任 ビデオルームで解析、ごみ箱叩き打者に伝達関与

1月16日(木)5時48分 スポーツニッポン

 レッドソックスは14日(日本時間15日)、17年に世界一となったアストロズのサイン盗み問題で、当時ベンチコーチとして主導的な役割を果たしたアレックス・コーラ監督(44)を解任した。18年に就任した同監督の契約は21年までだった。

 大リーグ機構(MLB)は13日(同14日)にア軍のサイン盗みに関する調査報告を公開。その中でコーラ氏はビデオルームでの捕手のサインの解析、ごみ箱を叩くなどして音で打者に伝達と、いずれにも関与していたことが判明していた。

 レ軍はジョン・ヘンリー・オーナーら幹部が本人と話し合った上で決定したとし「アレックスが効果的にチームを導けないと判断し、互いに納得した上で解任を決断した」と声明を発表。コーラ氏は「チームの前進を妨げたくない。監督としてここで過ごした2年間は、人生最良の時期だった」とした。

 13日にア軍はジェフ・ルノーGMとA・J・ヒンチ監督を解任したが、MLBからの2人の処分は今季終了までの出場停止処分だった。サイン盗みに関わっていなかったが、コーチ、選手を止められなかった責任を問われた形だ。しかし、コーラ氏は不正の中心を担っており、18年に世界一となったレ軍でも同様の疑惑が浮上している。現在調査中のMLBがレ軍も「クロ」と断定すれば、コーラ氏にさらに厳しい処分が下る。米ヤフースポーツは「ピート・ローズが球界を永久追放されたのならば、コーラもそうなるべき」と題して特集した。

 ◆アレックス・コーラ 1975年10月18日生まれ、プエルトリコ出身の44歳。96年にドラフト3巡目でドジャース入り。主に二塁手、遊撃手としてプレーし、07年にはレッドソックスで松坂、岡島らと共にワールドシリーズ制覇。通算成績は1273試合で打率.243、35本塁打、286打点。17年にアストロズのベンチコーチ、18年にレッドソックス監督に就任し、いずれもワールドシリーズ制覇に導いた。

 《Pローズ氏主張 選手にも厳罰を》○…野球賭博への関与で永久追放処分を受けた通算4256安打を誇るピート・ローズ氏が、アストロズのサイン盗みについて不快感を示した。米ニュースサイトのNJドットコムが報じた。「私は自分のチームの勝利に賭けた。間違っていたが野球の試合を汚すことはなかった」と発言。さらに「知っていて受け入れた選手にも何かするべき。何もないのは公平ですか?」と加わった選手への厳罰の必要性を主張した。現地メディアでは「アストロズのワールドシリーズチャンピオンの称号も剥奪すべき」との意見も出ている。

スポーツニッポン

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