早田ひなも吉村真晴も 東京五輪落選組が新たなスタート

1月16日(木)20時28分 スポーツニッポン

<全日本卓球選手権 女子シングルス4回戦>4回戦を突破した早田ひな(撮影・北條 貴史)

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 ◇卓球・全日本選手権第4日(2020年1月16日 大阪市・丸善インテックアリーナ大阪)

 東京五輪代表に落選した選手が新しいスタートを切った。女子のシード選手、早田ひな(19=日本生命)はシングルスと、伊藤美誠と組むダブルスの初戦を突破。両種目で5回戦へ進出した。

 1月6日に五輪代表発表があった。世界ランキングの日本人上位2人がシングルスと団体の代表に決定。強化本部が選ぶ団体要員の3人目は、平野に決まった。

 世界ランキング23位の早田はダブルスの実績が光るものの、「この実力では選ばれるのが難しいと思っていた」と現実を受け入れた。同時に、落選決定の日が「この4年でできなかったことに挑戦する1年にしようと思えた日だった。どう変わるか、楽しみ」と、24年パリ五輪へ向けて出発の日になった。

 当面の目標は、五輪代表の補欠に選ばれることだと切り替えた。

 「東京五輪の3人がどんな練習をするのか、間近で体験できる。緊張感を味わえる」

 平野美宇は、16年リオデジャネイロ五輪の代表を逃し、練習相手として現地入りをした。その悔しさと経験を生かして成長し、今回の代表入りにつなげた経緯がある。補欠が選出されるかどうか不透明ながら、早田も同じような道を進むイメージができている。

 男子の世界ランキング52位、吉村真晴(26=名古屋ダイハツ)は16年リオデジャネイロ五輪団体の銀メダルメンバーだ。ダブルスに定評があり、今回も団体要員の候補の1人だったが、水谷を超えるだけの強調材料はないと、自覚をしていた。

 「年を越す前にいろいろと考えて、気持ちは前に向いて進んでいる。これで“元代表”になった。過去は過去。2020年は区切りの年にしたい」

 今大会はシングルスのみの出場で、この日、ようやく自身の大会初日を迎えた。「いつもなら混合から大会が始まる。その感覚で、日曜日にホテルを取ってしまって。早く来すぎました」。大阪入りして5日目でようやく立ったコート。「ボールは走っていた」とストレート勝ちして5回戦に進んだ。

 昨年は準々決勝で張本に敗れた。「張本とやりたいですね。挑戦権を獲得できるように、がんばりたい」。顔を合わせるなら再び準々決勝になる。“元五輪代表”として意地を見せる—。その野心を携えている。 

スポーツニッポン

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