フェラーリと老舗自転車メーカービアンキがコラボ。ハイエンドロードバイク『SF01』を発表

2018年1月17日(水)11時57分 AUTOSPORT web

 自転車の輸入販売を手掛けるサイクルヨーロッパジャパン株式会社は、イタリアの老舗自転車ブランドであるビアンキと、F1などで活躍するフェラーリとのコラボレーションにより誕生したロードバイク、『SF01』を発表した。


 ビアンキは1885年にイタリアで創業した自転車ブランド。現存する自転車ブランドのなかでは世界最古であり、ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクといったさまざまな自転車を販売している。


 そのビアンキとフェラーリがライセンス契約を結び、コラボレーションモデルを開発するプロジェクト『Bianchi for Scuderia Ferrari』が2017年7月に発表。今回、コラボレーション第一弾として『SF01』が登場した。

Scuderia Ferrariの名を冠する『SF01』


 フレームには、振動を最大80%除去する特許技術を使用したカーボンを使用。重量はわずか780gに抑えられている。


 カラーリングはフェラーリを象徴する赤色『ROSSO CORSA』と、シルキーブラックを意味する『NERO SETOSO』の2色。塗装はビアンキ本社内の工場で、職人たちにより手作業で行われる。フェラーリで使われる塗料をそのまま使用し、ロゴやラインはデカールではなく、すべてペイントで施されるという。

ロゴやラインはすべてペイントで施されるというこだわりよう


 価格は日本のシマノ製シフトを採用したモデルが200万円、イタリアのカンパニョーロ製シフトのモデルが220万円。ビアンキ正規ディーラーである丸の内店、表参道ヒルズ店のみでの取り扱いとなる。


 また、今後はトライアスロンバイクやマウンテンバイク、電動アシストバイク、シティフィットネスバイク、キッズバイクなど、各ジャンルでコラボレーションモデルを展開する予定だ。


シルキーブラックを意味する『NERO SETOSO』
細部へのこだわりも感じられる


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