WRC:クリス・ミーク、トヨタと話し合い継続。テストドライバーとして協力する可能性も

2020年1月17日(金)5時5分 AUTOSPORT web

 2019年までトヨタのワークスドライバーとしてWRC世界ラリー選手権を戦っていたクリス・ミークは、現在もトヨタと話し合いを続けているとコメント。「テストなどに参加するかもしれない」と述べた。


 2019年シーズンにトヨタへ加わったミークは、第10戦ドイツで総合2位を獲得するなど活躍し、ドライバーズランキング6位を獲得していた。


 しかし、2020年に向けてチームが全クルーを入れ替えると決定したことを受けて、トヨタでのワークスシートを失った。


 その後、自身のSNSアカウントに「WRCに一度さよならを。トヨタには感謝している。新しく情熱を注げるものを探すときだ」と投稿し、WRCからは一度身を引くとの意向を示している。

2020年1月5日に開幕したダカールラリーを訪れたクリス・ミーク(右)


 サウジアラビアで開催中のダカールラリーにも足を運んだミークは、WRC公式サイト『WRC.com』に対し「トヨタの活動に関われないか、交渉を続けている」とコメントしている。


「何度かテストに参加するかも知れない。どうなるか分からないが、あらゆる選択肢を検討しているよ。今は情熱を注げるものを探している段階だからね」


 またミークは自身の年齢を考えると、WRCへもう一度フル参戦することは「ほぼ不可能だろう」とも述べている。


 ミークと同じく2019年限りでトヨタのワークスシートを失ったヤリ-マティ・ラトバラは、2020年シーズンのWRC数戦にトヨタ・ヤリスWRCでスポット参戦する計画を立てており、すでに第2戦スウェーデンの暫定エントリーリストには名を連ねている。


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