2021年に交通事故に遭ったアロンソが上顎のプレート除去の手術。経過良好、ル・マン・バーチャルを自宅で観戦
2022年1月17日(月)7時28分 AUTOSPORT web

2021年シーズン前に交通事故に遭い、上顎骨を骨折したフェルナンド・アロンソが、最近、チタンプレートの除去手術を行ったことを明らかにした。
アルピーヌ/ルノーと契約し、2021年のF1復帰に備えていたアロンソは、2021年2月にスイスにおいてトレーニングで自転車に乗っていた際に自動車との接触事故に遭い、あごの再建手術を受けた。その際に埋め込んだチタンプレートを除去する手術を2022年1月に受ける予定であることを、12月に明かしていたが、その手術が先週、無事に済んだことがわかった。
『Speedweek』は、アロンソは先週、スイスのベルンで手術を受けて2日間入院し、自宅に戻ったと伝えた。
アロンソは、1月15〜16日に開催されたル・マン24時間バーチャルレースに、アルピーヌEスポーツの36号車のチームキャプテンとして参加した。
「今回は(ドライバーとして)参加することができなかった。先週手術をして、入院していた。今は手術後の回復時期だ」とアロンソが、ル・マン24時間バーチャルレースの際に語ったと『Speedweek』は伝えた。
「もちろんレースは未定たよ。とくにアルピーヌ・スポーツの36号車をチェックしていた」
アロンソは、ル・マン24時間バーチャルに、アルピーヌF1のチームメイト、エステバン・オコンとともに出場する計画があったと述べている。
「素晴らしいイベントだから、僕も出場したかった。チームメイトのエステバン・オコンと一緒に、同じマシンで走りたいと思っていたんだ。でも手術があるから僕は出られなかったし、彼も今回は参戦を見送った。いつか一緒に参戦したいね」