プジョー9X8の2025年ラインアップが確定。新人ヤコブセンはデュバル&バンドーン組に加入
2025年1月17日(金)12時4分 AUTOSPORT web

WEC世界耐久選手権ハイパーカークラスに参戦するプジョーは、2台の9X8ハイパーカーにおける2025年のドライバーラインアップを確定し、発表した。
このフランスのメーカーは、ニコ・ミューラーがポルシェに移籍したことを受けて、昨年7月にテスト兼リザーブドライバーのマルテ・ヤコブセンの昇格を確認していたが、クルーの組み合わせについてはシーズンオフまで決定を延期していた。
今回彼らは、ヤコブセンがポール・ディ・レスタと実質的に交代する形で、ロイック・デュバルとストフェル・バンドーンとともに94号車に乗ることを明らかにした。
そしてディ・レスタは、ジャン・エリック・ベルニュとミケル・イェンセンとともに93号車へと戻り、同車の2023年ラインアップを復活させることとなった。
「経験とダイナミズムの正確なバランスに基づき、このラインアップを構築した」とプジョー・スポールの技術責任者オリビエ・ジャンソニは語った。
「93号車のミケル・イェンセン、ジャン・エリック・ベルニュ、ポール・ディ・レスタは、強い結束力、実績のある専門知識、そして素晴らしい一貫性をもたらし、94号車のロイック・デュバル、ストフェル・バンドーン、マルテ・ヤコブセンは、ベテランドライバーの戦略的ビジョンと、将来有望な若手ドライバーのエネルギーおよび大胆さを兼ね備えている」
2023年F2チャンピオンのテオ・プルシェールは、以前にヤコブセンが担っていたリザーブドライバーの役割を引き継ぎ、先月ポール・リカールでプジョーの耐久テストデビューを果たしている。
これは、11月に最終戦後のバーレーンで行われたWECの公式ルーキーテストで、このフランス人が9X8を初めて体験したことに続くものだ。
「ラップごとに学び、チームや他のドライバーが、物事を理解して素早く適応するのを大いに助けてくれた」とプルシェールはテスト後にプジョーのウェブサイトに語っている。
「すべてが非常にうまくいった。みんなと仲良くやっていて、長い間チームの一員だったような気がする。すべてがとても自然に感じられる」
「シーズンが始まる前にこのような経験を積むことができて嬉しい。シミュレーターに行けば、自分の感覚とコースで体験した感覚を関連付けることができるし、チームがさらにマシンを改良するのを手助けできるだろう」
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