長崎移籍拒否明かす!カリーレ監督教え子「提示額に満足できず…」

2023年1月17日(火)5時46分 FOOTBALL TRIBE

ルーカス・ブラガ 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎は、ブラジル1部サントスにブラジル人FWルーカス・ブラガ(25)の獲得オファーを提示。しかし選手本人が今冬残留の意向を明らかにしているようだ。ブラジルメディア『ランセ』が伝えている。


 身長184cmで左サイドを主戦場とするルーカスは、2019年からサントスに在籍。2022シーズンはブラジル1部リーグ38試合中22試合に先発出場。左サイドハーフの主力選手として活躍しているほか、2021年にはサントスと2026年までの複数年契約を新たに結んでいる。


 V・ファーレン長崎はファビオ・カリーレ監督が2021年9月から昨年2月にかけてルーカスを指導していたこともあり、以前から同選手の獲得を狙っていると伝えられていた。


 また2022シーズン終了後には、サントスに対して2度にわたり同選手の獲得オファーを提示。サントスが移籍金3000万レアル(約7億8000万円)を要求しているとみられる中、「移籍金2200万レアル(約5億7000万円)にくわえて、ボーナス300万レアル(約7800万円)」と、2度目よりもさらに移籍金を増額した上で再度オファーを提示したと、ブラジルメディア『Bola Vip』が昨年12月9日に報じていた。


 そんな中、ルーカス本人は『ランセ』のインタビューに応じると「エジプトのアル・アハリとV・ファーレン長崎からオファーが届いたね。でも、サントスはいずれのオファーも金銭面で満足しなかった。だから僕はかなり冷静に考えているし、サントスを離れる気はないね。サントスで美しいストーリーを描きたいというのが僕の願いで、一生懸命仕事をしているんだ」と語っている。


 また『ランセ』はエジプト1部アル・アハリの提示したオファー内容について「移籍金2000万レアル(約5億円)を提示」と伝えている。


 なおV・ファーレン長崎の外国籍選手では、すでに2023シーズンの契約更新で合意に達しているブラジル人FWエジガル・ジュニオ(31)にブラジル1部ボタフォゴFRが関心を寄せていると、ブラジルメディア『FOGAO NET』が報道。


 今月12日にはボタフォゴFRのエジガル・ジュニオ獲得オファー提示が伝えられたが、同選手の獲得方針を巡ってクラブ内で意見が対立していることからクラブ間交渉は中断したとみられている。

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