前橋育英FWオノノジュ慶吏、弟はFC東京下部組織に所属!進路も明らかに
2025年1月17日(金)12時30分 FOOTBALL TRIBE
1月13日の全国高校サッカー選手権大会の決勝戦(国立競技場)で、流通経済大学付属柏高校とのPK戦の末に、第94回大会以来2度目の優勝を勝ち取った前橋育英高校。同大会で得点2位となる4得点を記録し前橋育英の優勝に大きく貢献したFWオノノジュ慶吏には、同じく将来有望なサッカー選手である3歳年下の弟、FWオノノジュ類主がいる。
現在中学3年生の類主は、兄の慶吏の出身でもあるFC東京U-15むさしに所属。東京都武蔵野市の関前SCから加入したようだ。同クラブには、元日本代表FWで現在はサッカー解説者などを務める城章二氏の息子であるFW城秀人も在籍。その他にも、現在はクラブのスクールコーチを務める梶山陽平氏の息子であるMF梶山蓮翔が所属している。
関係者によると、類主の進路は既に決定しいるようだ。FC東京U-18へ昇格し、前橋育英でのプレーは選択しなかったという。兄の果たせなかったユースへの昇格を弟が成し遂げる形となった。今後は慶吏とは違うルートでプロ選手を目指すことになりそうだ。
レアル・ソシエダ(スペイン1部)所属の日本代表MF久保建英も、FC東京U-15むさし、U-18に在籍した経験があり、その後トップチームでデビュー。その他にも、元日本代表FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)や清水エスパルスGK権田修一など、複数の選手が同クラブの下部組織を経ており、その育成力は他のJリーグクラブと比べても高く、定評がある。
兄とは違う進路を選択した類主の今後に注目だ。