ヤクルト奥川2軍スタートは前向き決断/記者の目

1月17日(金)5時0分 日刊スポーツ

ノックで笑顔を見せる奥川(撮影・狩俣裕三)

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ヤクルトのドラフト1位奥川恭伸投手(18=星稜)の春季キャンプ2軍スタートが決定的となった。新人合同自主トレ第3クール初日の16日、小川淳司GM(62)が、奥川が右肘の軽い炎症のため、当面のノースロー調整を発表。休養日だった前日15日に横浜市内の病院で検査を受け、昨年11月のメディカルチェックで確認されていた炎症が、わずかに残っていることが判明した。今月下旬に予定されていたブルペン入りは白紙となった。
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奥川の表情は普段通りに映った。特に、土のサブグラウンドでアメリカンノック。新人合同自主トレ初日から感じた、野球が大好きで楽しく練習に取り組んでいることがこちらに伝わってくる朗らかな笑顔があった。ノースロー調整という言葉の響きは重いが、本人は「自分の弱いところに取り組める機会。体幹や可動域を広げる練習をして、なんとか強くなれるように頑張る」とあくまで前向きに捉えた。一報を受けた衣笠球団社長兼オーナー代行も「かなり軽症だと聞いている」と心配していない様子だった。
注目が集まる逸材だけに、球団側も慎重に判断した。橿渕スカウトグループデスクの「前向きなプラン変更。本人とも『あの時、決断してよかったね』と思えるようにしようと話した」という言葉が印象に残った。奥川のプロ野球選手としての人生は、まだ始まったばかり。焦る気持ちを抑え、右肘の状態と向き合ってもらいたい。【ヤクルト担当・保坂恭子】

日刊スポーツ

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