現在フリーのエリクセンにブレントフォードがオファー…約2年ぶりにプレミア復帰か
2022年1月17日(月)23時24分 サッカーキング
エリクセンは2021年夏にデンマーク代表の一員としてEURO2020に参加したが、6月12日に行われたグループB第1節フィンランド代表戦の前半に意識を失って倒れ込み、ピッチ上で心臓マッサージなどの救命処置を受けて病院に搬送。数日間入院し、植え込み型除細動器(ICD)の装着手術を受けて退院し、ユース時代を過ごした古巣オーデンセでトレーニングを再開した。しかし、当時所属していたインテルではイタリアではICDを装着した状態でのプレーが認められないことから復帰はかなわず。現役続行を望むエリクセンの意向もあり契約を解消していた。
現在フリーのエリクセンには多くのクラブが関心を示していると報じられており、代理人もオファーがあることを認めていたが、ブレントフォードが獲得に乗り出したようだ。
インテル加入前はトッテナムでプレーし、プレミアリーグでの実績も十分なエリクセンにはブレントフォードが今季終了時までの短期契約と1年の追加オプションが付帯した契約でオファーをかける模様だ。
エリクセンは「僕の目標はカタール・ワールドカップでプレーすることだ」と語り、「復帰するのが夢なんだ。体力的にもベストコンディションに戻っている。それまではサッカーをして、同じレベルに戻ってきたことを証明するだけだよ」と復帰希望を明かしている。また、代理人のマーティン・シュート氏も「再びイングランドでプレーすることは、彼と彼の家族にとって、故郷に帰るような感覚になるだろう」とプレミアリーグ復帰に抵抗がないことを示唆していた。