サウジアラビア、後半ATの土壇場逆転弾でオマーンを撃破! 優勝候補の一角がまさかの大苦戦

2024年1月17日(水)4時53分 サッカーキング

オマーン代表を2-1で下したサウジアラビア代表 [写真]=Getty Images

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 AFCアジアカップカタール2023・グループF第1節が16日に行われ、サウジアラビアとオマーンが対戦した。

 前回大会ベスト16の雪辱を狙うサウジアラビアは、今大会の優勝候補に挙げられている。満を持して迎えた初戦に、“名将”ロベルト・マンチーニ監督は、サレム・アル・ドサリなどの主力選手を起用。白星発進を目指してオマーンとの一戦に臨んだ。

 試合は、14分にオマーンがスコアを動かす。相手のコーナーキックを奪いカウンターを仕掛けると、ジャミール・アル・ヤハマディが右サイドをドリブルで持ち運ぶ。オーバーラップしてきたサラー・アル・ヤヒアエイにボールが渡り、クロスかと思われた場面で、ゴール前に走り込んでいたムフセン・アル・ガッサニがボックス内で転倒。VARが介入し、PKを獲得すると、キッカーを務めたアル・ヤヒアエイが冷静に決めてオマーンが先制した。

 先行を許したサウジアラビアは、再三に渡りオマーンのゴールへと迫るが、コンパクトなブロックを敷く堅い守備に苦しみ、なかなか得点を奪えない。

 それでも、79分にポゼッションでオマーンを敵陣に押し込むと、アリ・ラジャミの縦パスを受けたアブドラフマーン・ガリーブが、細かいタッチでDFを次々と突破し、ボックス内に侵入しながら右足を振り抜く。華麗な個人技から放たれたシュートは、ゴール右へと吸い込まれ、サウジアラビアが同点に追いついた。

 すると、迎えた後半アディショナルタイムにサウジアラビアが左サイドでコーナーキックを獲得。アブドラフマーン・ガリーブの送ったボールをアリ・ラジャミがヘディングで逸らし、ファーサイドから飛び込んできたアリ・アル・ブライヒが頭で押し込んで逆転弾を奪った。

 結局、そのまま試合は2−1で終了し、サウジアラビアが勝利を収めた。次節は20日に行われ、サウジアラビアはキルギスと対戦。オマーンはタイと対戦する。

【スコア】
サウジアラビア 2−1 オマーン

【得点者】
0−1 14分 サラー・アル・ヤヒアエイ(PK/オマーン)
1−1 79分 アブドラフマーン・ガリーブ(サウジアラビア)
2−1 90+6分 アリ・アル・ブライヒ(サウジアラビア)

サッカーキング

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