Elf Marc VDS、マシンカラーリングをお披露目。2024年はMoto2に加え、SBKにロウズが新規参戦へ

2024年1月18日(木)12時12分 AUTOSPORT web

 1月15日、ロードレース世界選手権のMoto2クラスとスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)に参戦するElf Marc VDS Racing Teamはベルギーのシャトー・ド・モダーヴにて体制発表会を開催し、2024年シーズンのカラーリングを初披露した。


 Marc VDS Racing TeamはMotoGP、Moto3、MotoE、そして長年Moto2クラスなどに参戦しているチームだ。2014年、2017年、2019年にはチャンピオンも獲得しており、多くのMotoGPライダーを輩出している。


 2023年は、Moto2クラスにトニー・アルボリーノとサム・ロウズの2名でエントリー。アルボリーノは、2023年Moto2王者に輝いたペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)とともにチャンピオン争いを展開した末に2位、ロウズは12位でランキングを締めくくった。

2024年からSBKに新規参戦するサム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)


 引き続き注目が集まるMarc VDS Racing Teamは、2024年シーズンはMoto2への参戦に加え、新たにWorldSBKにも参戦する。ライダーにはロウズを起用し、マシンはドゥカティ パニガーレV4 Rを使用する。


 また、Moto2においては継続参戦のアルボリーノに加え、フィリップ・サラックが新加入した。アルボリーノはタイトル獲得に向け、シーズンを戦うことになる。

2024年のMoto2に参戦する
Elf Marc VDS Racing Team


 そんなMarc VDS Racing Teamは、2024年シーズンの体制発表会を開催。チームオーナーのマーク・ファンデル・ストラーテンや、各ライダーたちが登壇し、Moto2およびWorldSBKにおけるマシンのカラーリングをお披露目した。そして体制発表会に登壇し、自身初のWorldSBKに挑むロウズは次のようにコメントを述べた。

2024年からSBKに新規参戦するサム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)


「この素晴らしいチームと仕事を続け、再びマークの元で走ることができてとても嬉しく、誇りに思っているよ。久しぶりのカテゴリー変更は僕にとって大きなチャレンジで、始めることにとても満足しているし、モチベーションが高まっているんだ」


「WorldSBKで彼のチームの最初のライダーとして、僕を起用してくれたマークに心から感謝している。マシンは美しいし、ドゥカティに乗れるのは素晴らしい気分だ。カラーリングも素晴らしいし、マークとこのチームを代表してWorldSBKに参戦できるのは特別なことだね」


「新しいクルーチーフのジョバンニ(・クルピ)と一緒に仕事を続け、マシンの理解を深めていきたいと思っている。あとは3レースある週末を通して、マシンとタイヤ、そしてレースフォーマットを学んでいくだけだ。テストでの最初の目標は、マシンを自分のものにして快適に感じるようにすること。いろいろなことを理解するためには、マシンを何周も走らせて走行距離を稼ぐ必要があるね」


「でも、これはいつか来るし、もし今日レースをしなければならなかったとしても、良い仕事ができると思う。目標は先頭で戦うことで、表彰台や優勝争いに加わって、多くのことを学びたい。そしてインディペンデントライダーのトップになることも目標にしなければならないね」

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