【巨人】し烈な外野手争いに食い込めるか 復活が期待される「陰のキーマン」とは

2024年1月18日(木)12時26分 ココカラネクスト

松原は復活が期待されている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 V奪回を目指す巨人で阿部慎之助新監督は外野布陣に関して「白紙」を打ちだし、選手間の競争意識が高まることを期待している。

 中堅ではドラフト3位ルーキー、即戦力の呼び声高い佐々木俊輔(日立製作所=24)、2年目の飛躍が期待される浅野翔吾、同じく2年目となる萩尾匡也、左翼候補には、昨年ブレイクを果たした秋広優人を筆頭に丸佳浩長野久義らが虎視眈々と定位置確保を狙っている。

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 また右翼で復活が期待される選手といえば、松原聖弥も見逃せない。育成出身、2021年は135試合に出場し、打率・274、12本塁打、37打点、15盗塁をマーク。27試合連続安打を果たしたことも話題を集めた。翌年は亀井善行氏(現一軍外野守備走塁コーチ)が着けていた背番号「9」を託されるなど、首脳陣も認める天性の打撃センスでレギュラー定着が期待されるも2022シーズンは出場50試合、23年シーズンは21試合出場にとどまり、安打は「0」に終わった。

 選球眼など含め、課題の打撃が安定できれば、走攻守そろった選手として、1、2番打者への定着が期待できるとあって意地を示せるか。

 また右翼候補としては移籍2年目のオコエ瑠偉選手も真価が問われそうだ。現役ドラフトで楽天から移籍、巨人1年目となった昨年は開幕スタメンを勝ち取り、41試合に出場、打率・235、2本塁打、6打点に終わった。ときに爆発力も見せながらチームを盛り立てたが、打撃が安定しなかったこともあり、定位置確保には至らなかった。プロ9年目を迎える今季、さらに進化した姿を春季キャンプから指揮官にアピールしたいところだ。

 ほかの右翼候補では昨年プロ初本塁打を記録した大型野手の岡田悠希、ベテランの梶谷隆幸なども腕をぶす。し烈な競争がくり広げられるほど、チーム力底上げにもつながる。目指すVロードのためにもバチバチの争いを期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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